私だからこその
治療ができる理学療法士に
患者さんを支えるために、能動的に学ぶ自分へ
治療ができる理学療法士に
患者さんを支えるために、能動的に学ぶ自分へ

山崎 尊雅
総合リハビリテーション学部
理学療法学科
就職先 兵庫県立淡路医療センター
「なぜそうなるのか」を意識し、
毎日の学習に取り組んだ
サッカーの競技経験からスポーツに関わる仕事に興味を持ち、施設・設備が充実した神戸学院大学で理学療法士をめざしました。実践的なカリキュラムが設けられたこの学科の楽しさは、少しずつ自分の知識の向上が実感できること。最初は理解が追いつかなかった内容も、他の授業や実習に参加するたびに知識がつながっていき、いつの間にか「なぜそうなるのか」を意識して学ぶ習慣がつきました。中でも転機になったのは3年次の臨床実習です。自分の説明がうまく伝わらず、頭の中の考えと患者さんが望む介助とのギャップを何度も経験。以降は細かなリスク管理や客観的な視点を重視するようになり、患者さんの回復にも立ち合えました。
疑問や失敗も学びの糧に、
新たな理解と成長につなげる
臨床実習で急性期の患者さんの歩行介助を行った時、「あなたのやり方は歩きづらい」と指摘されたことがありました。一時は落ち込みましたがすぐに気を取り直し、自分の何が悪かったのかを患者さんに素直に質問。指導者の方にも相談して改善に取り組んだ結果、最終日に「良くなったね」と嬉しい言葉をいただきました。この出来事をはじめ、疑問があれば積極的に質問や対話をし、自ら解決に進むようになったことが大学で得た成長です。患者さんのために能動的に学ぶ姿勢は、病院で働く今後も絶対に忘れません。そしていつか、“私だからこそできる治療”を実践できる理学療法士へと成長し、多くの患者さんを支えたいと思います。