神戸学院大学

Students Voice

市民の気持ちに寄り添う
消防士が目標

人の意見に耳を傾けられる、本当のリーダーへと成長
長谷川

長谷川 雄一

現代社会学部
社会防災学科

就職先 四日市市消防本部

学生消防団の団長として
組織の活性化に力を注ぐ

甲子園をめざし野球に打ち込む高校時代を過ごしましたが、コロナの影響で夢を断念。「当たり前を失うこと」の辛さを知った経験が消防士をめざすきっかけになりました。大学に入学後は防災と救急救命の学びに力を入れながら、2年次から「学生消防団」の一員としても活動。地域の人々の防災意識を高める役割にやりがいを感じる日々でした。そして、団長を務めた4年次には、救護コンテストの優勝などを目標に組織の活性化に注力。必死のあまり自分の考えのみを貫き通す時期もありました。その反省から今では周囲の意見にも耳を傾け、誰もが納得できるチーム運営ができるように。真のリーダーシップを理解できたことは私の大きな成長です。

「しゃべる」のではなく、
「伝える」ことを重視

カンボジアの救急救命ユニットを訪問した3年次の経験は今でも忘れられません。医療体制や交通事情が整わない環境下においても、懸命に傷病者を支える現地の方の姿を見て、ケガや病気に苦しむ市民に優しく寄り添いたいという思いが強くなりました。公務員試験に向けて助けになったのは、キャリアセンターの面接練習です。どんなに積極的に発言しても理解されなければ意味がないという指摘を受け、「しゃべる」のではなく「伝える」という意識が芽生えました。多くの方の支えのおかげで二つの自治体に合格。その中で地元・三重県の消防活動の中核を担う四日市市消防本部に就職を決めました。まずは救急救命士の資格を目標に今後も努力を続けます。

長谷川

 先輩からの応援メッセージ 

防災は人の命に関わる分野です。責任やリスクは大きいけれど、その尊さが学びの意欲に変わります。かけがえのないものを守るやりがいや喜びをともに味わいましょう。

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