環境分野から
安心な社会づくりを支える
人文学を通し気づいたさまざまな地域貢献のカタチ
安心な社会づくりを支える
人文学を通し気づいたさまざまな地域貢献のカタチ
佐野 駿
人文学部 人文学科
就職先 大栄環境グループ
広がる興味・関心のままに、
難関の資格取得にもチャレンジ
震災の爪痕が残る神戸で生まれ育ち、幼い頃から防災教育が身近にあった僕は、人の役に立つ仕事に自然と憧れを持っていました。途中で進路変更をした僕が、新たな視点で社会貢献の可能性に気づけたのは、人文学部の幅広い学びがあったからです。心理学や人類学、環境学に地域学など、それぞれの専門家の先生から学べる授業はどれも興味深く、さまざまな生活様式や社会の課題があることを理解。加えて、アルバイトの経験から社会で働く厳しさを肌で感じ、求められる人材になるには自分の強みが必要だとも感じました。その意識が国内旅行業務取扱管理者や日商簿記検定の資格取得につながり、就職活動で大いにアピールできました。
ゼミと消防団で培った協働力を、
幅広い場面で発揮できるように
例えば、災害の復興にはがれきの撤去が必要ですし、安全な街づくりには環境整備が欠かせません。人文学科の学びで知った防災と環境との深い関連性が、環境系の企業を志望する大きな決め手になりました。就職データベースの豊富な企業データやキャリアセンターの方の就職指導のおかげで、地域貢献活動にも力を入れる理想の就職先に内定。ゼミのグループワークや消防団の課外活動を通じて培った協働力を、より良い仕事と地域づくりに発揮したいと考えています。もちろん就職後も可能な限り、消防団の活動に参加するつもりです。「阪神・淡路大震災の経験を風化させない」という使命を胸に、自分にできることを全力で続けていきます。