HOME > 神戸港のプロフェッショナル! >兵庫県神戸水上警察署 - 仕事の魅力、そして神戸港の魅力について
前回は、兵庫県神戸水上警察署(以下「神戸水上警察署」と表記)の紹介をさせていただきました。警察官の皆さんのすばらしさを再実感する取材となりました。
さて、今回は仕事の魅力、そして神戸港の魅力について伺ったことをお伝えします。
神戸水上警察署での仕事は、他の警察と同じですが、神戸水上警察署ならではの、水上で救助活動など、非常に大変な仕事ばかりです。そのような大変な仕事だからこそ感じられる、警察官の皆さんの「やりがい」とはどのようなものなのでしょうか?
「一番のやりがいは、何ですか?」という質問に対して、一番に返ってきたのは、「住民の皆さんを守り、感謝されたとき」という返答でした。以前、救助者をたすけたとき、救助者、またその親族の方にたくさんの感謝の言葉をもらったそうです。危ない命を助けることができたとき、どんなに過酷な救助活動であったとしても、それを忘れるくらいの充実感が生まれるそうです。 警察官の方が、話されたことの中に非常に印象に残った言葉がありました。それは、「自分のためでない、人のため」です。どんなに大変なことであってもこの気持ちでやり遂げている警察官の方は本当にすごいと思いました。住民の方が安心に暮らせるのは、このような方々がいることを再実感し、尊敬と感謝の気持ちが生まれました。
神戸港の魅力・・・
それは、「北に山、南に海といった自然に囲まれた分かりやすい地形。そこにある建物は明治から残る歴史あるもの、そして現代の新施設。これらが融合した神戸港にしかない美しさ!」
これが神戸港の魅力だと語ってくださいました。歴史ある神戸港に現代の技術を組み込むことで、昔の懐かしさを残しつつも、イルミネーションといった現代の美しさが加わる神戸港。
ずっと守り続けていきたいものです。
神戸水上警察署の方の神戸を“守る”ということにかける熱い情熱を感じ、神戸港が貿易港として、ここまで大きくなったのはこのような方たちの存在があってこそだと感じました。人のことを一番に考える警察官の皆さん。いろいろなところで活躍するみなさんから貴重な話を聞くことができ、非常に感謝しています。これからも神戸港を守り続けていってほしいです。
神戸女子大学
取材:飯田 菜月 小川 可南子 記事:菅 朱里