HOME > 神戸港のプロフェッショナル! >三菱倉庫 神戸支店 - 三菱倉庫 神戸支店様の仕事とは
今回私たちが取材をさせていただいたのは、神戸にあるハーバーランドumie(ショッピングモール)やmosaic(ショッピングモール)を所有・運営している三菱倉庫株式会社さんです!
“私たちがよく利用させていただいているハーバーランドにはどんな歴史や想いがあるのだろう?”と疑問に思い取材へ行きました。
今回取材に協力していただいたのは三菱倉庫株式会社 神戸支店の稲毛さん、杉本さん、姫野さん、志垣さんです。皆さん緊張している私たちの質問にも分かりやすく、丁寧に答えてくださいました。
日本で倉庫業が始まったのは130~140年前、三菱倉庫は倉庫業を約130年前に始めました。三菱倉庫の物流サービスには、お客さまから荷物を受け取りそれを倉庫で預かる保管、トラックで指定の場所に運び、届ける陸上運送、船の貨物を港で積みおろす港湾運送、貨物船や飛行機で海外へ荷物を運ぶ、国際輸送という4つの柱があります。
保管している貨物は医薬品のようなとても小さなものから発電所などで使われる重さ50トン程の大きな機械まであり、多種多様な品物を取り扱っているんですよ!
以前は高浜岸壁を備えた大規模施設の高浜営業所があり倉庫業を営んでいました。
そこでは綿花、生ゴム、鉄製品の保管や、外国からの大型貨物の積み下ろし、戦後には、広い構内と岸壁を活かして化学プラントの積み出しを行っていました。
高浜岸壁は、大正初期に三菱倉庫が海を埋め立てて整備したものだそうです。当時、私設の岸壁としては国内有数の規模でした。現在は、クルーズ船の発着場等として使われています。
最初のきっかけは旧国鉄の湊川貨物駅の廃止に伴い、そこに広い土地ができたこと、
他にも、開港以来JR神戸駅周辺が市の中心市街地として栄えていましたが、徐々に三宮へいろいろな機能が移ったことや、船荷の積み下ろし等の港湾機能がポートアイランドや六甲アイランドに集積したことを受け、神戸市がこの地区の再開発計画を策定しました。
まず湊川貨物駅跡地、高浜営業所を含めた約7万坪をハーバーランド地区と名づけ、「海に繋がる文化都心の創造」をテーマに三宮とは別ににぎわいの場所を提供しようという思いで現在のハーバーランドが計画されました。
機能として、情報、文化、福祉、教育、業務施設などを組み合わせた、未来の高度情報化社会へ向けた街づくりを行う事を神戸市が決定しました。
これがハーバーランドの原点なのですね!
後編では、umieについて、紹介していきます!
神戸女子大学
取材:飯田 菜月 小川 可南子 記事:菅 朱里