HOME > 神戸港のプロフェッショナル! >ルリコプランニング - 星加さんから見た神戸港の魅力とは
ここからは三金夕莉が星加さんの目を通した『神戸の魅力』についてお話しいただいたことをレポートします!!
星加さんにとって、神戸港はお父様が外国船に乗るお仕事をされていたことから、幼少の頃は身近な存在だったそうです。
お父様が仕事で海外に出ている間には、リビングにある世界地図に船がいる場所を押しピンで目印をしていて、帰ってこられる時には、家族で港まで迎えに行くことがよくあったそうです。
神戸の魅力については、「港町という点から、海外からの物流や情報を取り入れることのできる街であり、流行がいち早く訪れる。異文化交流が多く、グローバルなのが特徴だ」とお話してくださいました。
その神戸の魅力を伝えていくためには、ただ単に観光地を確立していくことではなく、『生活スタイルを見せて魅せる』ことがポイントだそうです。
具体的には、神戸に住んで満喫している方が通っている、例えば「○○さんが通っているカフェ」「△△さん行きつけの服屋さん」というように、
観光地の紹介だけでなく、神戸の人々の暮らしを見せることにより、オシャレな街・神戸の本質を伝えることができるのではないかと考えておられるそうです。
星加さんが考える神戸の魅力の話を伺って、プロデュースする上で大切なのは『神戸ブランド』を創ることで、 星加さんがプロデュースされた神戸ビーフのパンフレットやデザイン都市の申請書を実際に手に取ってみると圧倒されるものがありました。 そのものの良さも伝わる上に人目を引くような色使いとデザイン性であり、私も「一度行ってみたいな」「今度食べに行こうかな」と思いました。
星加さんの会社には理念として、『日本のいいモノやコトを世界に発信する』ということがあるそうです。
どんどん新しい物を増やしていくのではなく、『神戸らしさ』を個性として伸ばしていくことが大事だともお話してくださいました。
星加さん曰く、「今の神戸には、そんな魅力を伝える架け橋となるコーディネートできる人材が不足している」とのこと。
この魅力を伝えるためには、今ある既成概念の視点を変える必要があることが多いとのことです。星加さんは女性としての感性を活かして、男性とは違った角度でプロデュースすることを意識しているそうです。
女性の脳は感覚的であり、男性の脳はスペック重視といわれているそうで、『女性と男性の脳、両方の視点をもてる人を増やすコト』、
そして、お互いの良さを活かして『共存するコト』がこれから成功する秘訣とおっしゃっていました。
そんな中から、神戸の魅力を伝える架け橋になる若い人がどんどん出てきて、一緒に活躍できたらいいな、とおっしゃいました。
今回ルリコプランニング様に取材させいただき、星加さんに人を惹きつける魅力を感じました。私の中で一番心に残っているのは、仕事選びの話でした。 私がこれから始まる就職活動をする上で迷っていました。だから星加さんがおっしゃった『好きなコトを仕事にするべき』という言葉が心に残っています。 そんな星加さんはとても輝いていて、私も輝いている大人になりたいと思いました。そのために普段から小さなコトに好奇心を持つことが大事と教えていただきました。 これからも神戸の魅力を伝える企画をカタチにし育てて演出し続けてもらいたいです。
神戸学院大学
取材:赤木 真弓 三金 夕莉 記事:三金 夕莉