神戸学院大学

「ウクライナの地名のカタカナ表記に関する有識者会議」で経済学部の岡部教授が座長を務めました

2019/09/05

岡部教授が座長に選任されました
岡部教授が座長に選任されました

「ウクライナの地名のカタカナ表記に関する有識者会議」が4日、東京都千代田区永田町の衆議院第一議員会館で開催され、経済学部の岡部芳彦教授が座長を務めました。

今年7月17日のウクライナ外務省の公開書簡に基づいて、同国駐日大使館から「ウクライーナの地名はウクライーナ語に基づいてスペルすべきだ」との問題提起があり、今回、岡部教授が会長を務めるウクライナ研究会主催で、政官学の関係者が一堂に会し、日本語におけるウクライナの国名・地名の表記について議論されました。

ウクライナ大使館ユーリィ・ルトビノフ公使から趣旨を説明された後、ウクライナ語専門家として中澤英彦東京外国語大学名誉教授、原田義也ウクライナ研究会員、松平翔外務省中東欧課主査より意見を聴取。座長が「ウクライナの地名のカタカナ表記変更に関するアンケート調査」の結果を公表し、森英介日宇友好議員連盟会長はじめ有識者全員の発言を終えたのちに議論を行いました。

岡部教授は「ウクライナの地名の日本語・カタカナ表記をウクライナ語化する大きな一歩が踏み出せてよかった。外交関係だけではなく、日本で出版される地図、教科書、入試問題にまで影響を及ぼす問題なので引き続き議論を深めたい」と述べています。