「ニュースリリース・オブ・ザ・イヤー2024」表彰式を実施しました
2025/03/28
昨年1年間に新聞やテレビで報道された本学のニュースの中から、大学のブランド力をアップさせた個人や団体に贈られる「ニュースリリース・オブ・ザ・イヤー2024」の受賞者が決まり、3月28日、ポートアイランド第1キャンパスで表彰式が行われました。大賞は「阪神・淡路大震災の記憶を次世代につなぐグミをブルボンと開発」のニュースで、経営学部の辻ゼミ有志が選ばれました。また、特別賞は「ウクライナ名誉領事館名誉領事に就任」のニュースで経済学部の岡部芳彦教授(国際交流センター所長)が選ばれました。ノミネート賞には11組が選ばれました。
表彰式には辻ゼミの3年次生11人と、ウクライナ名誉領事館インターンシップとして岡部名誉領事を支えている大学院人間文化学研究科修士課程在籍のアンナ・トライノさんが出席しました。
表彰式では中村恵学長と生田卓也副学長から表彰状と楯、副賞が贈られました。式典後、中村学長、生田副学長と受賞者が懇談しました。中村学長が「グミは本学卒業生が勤務先の歯科医院で100個以上買って阪神・淡路大震災から30年の1月17日に来院された患者さんに配ってもらった話を聞きました。(パッケージの)思いを込めたメッセージも広く届いています」と述べました。ゼミ生らは、「新しく商品を作ることのたいへんさと喜びを知ることができました」「多くの知人が店で商品を見つけて購入し、声をかけてくれました」「ブルボンの社員の人たちが自社製品に誇りを持っておられることを知り、会社の仕事も楽しそうだと思えるようになりました」と、学んだことを1人ずつ語りました。
岡部教授は「毎週のようにウクライナの避難者の人たちが訪れ、いろいろなことを相談されています。阪神・淡路大震災の経験はウクライナの復興に役立てられるはずです」と述べました。同席したアンナさんも、「岡部先生がウクライナのことをよく分かってくださっているので安心です。(学生の皆さんもワークショップなどで)ウクライナ名誉領事館にお立ち寄りください」と述べました。
~受賞者一覧~
大賞
・経営学部 辻ゼミ有志「阪神・淡路大震災の記憶を次世代につなぐグミをブルボンと開発」
特別賞
・経済学部 岡部芳彦教授「ウクライナ名誉領事館名誉領事に就任」
ノミネート賞
・防災女子「災害食レシピや家庭でできる備蓄方法を発信」
・経営学部 柳ゼミ有志「スポーツビジネスコンテストで最優秀賞」
・吹奏楽部「コンクールでの活躍」
・現代社会学部 舩木ゼミ他「幼児向けの防災絵本を制作」
・学生有志「明石市バス利用促進プロジェクトの企画・実施」
・現代社会学部 菊川ゼミ「放置竹林の竹を伐採し再利用する取り組み」
・栄養学部有志「播磨灘で水揚げされる魚を使ったレシピを考案」
・現代社会学部 江田英里香教授「創作ビールの商品化と留学生の困り事調査」
・栄養学部有志「若い世代が親しみやすいおせち料理を開発」
・栄養学部学生有志「神戸マラソンに向け六甲バターとレシピブック考案」
・ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティ「『ホンデリング・プロジェクト』への取り組み」