兵庫県立舞子高等学校の生徒と薬学部が高大連携授業を実施しました
2023/12/27
本学と教育提携協定を締結している兵庫県立舞子高等学校の普通科(先進理工類型)2年生10人が12月19日、ポートアイランド第1キャンパスで薬学部の福島昭二教授と上町亜希子講師による講義・実習を体験しました。
今回の取り組みは、理工系分野の人材育成を目的に、同校に設置された学校設定科目「アドバンストスタディズ」の授業の一環として実施されたものです。
C号館の製剤実習室と調剤実習を使用し、薬の正しい使い方や軟膏の効果などを講義と実験を交えて学びました。生徒たちは、カプセルに入っている顆粒(かりゅう)薬の溶け方を観察したり、マグミット錠を水に入れて壊れるまでの時間を計り、薬が体内でどのように溶けて症状に効いていくのかを実験しました。また、実際に軟膏の調剤を行うなど、生徒たちは興味津々な様子で実習に取り組みました。3時間に及んだ授業の最後まで生徒たちの集中力は途切れず、教員の説明に熱心に耳を傾けていました。