神戸学院大学

神戸の農業を応援し規格外農産物を活用する「はらぺこプロジェクト」に本学学生が参加しました

2025/03/11

最終報告を行う学生たち
最終報告を行う学生たち
キャベツの種まきをする学生たち
キャベツの種まきをする学生たち
指導を受けながら畑で収穫を手伝う学生たち
指導を受けながら畑で収穫を手伝う学生たち
収穫したキャベツの山
収穫したキャベツの山
kobe cabbage チームのポスター
kobe cabbage チームのポスター
キャベツを使う料理レシピも考案
キャベツを使う料理レシピも考案

「学生等による農業支援及び規格外野菜等の活用に向けた実証業務」(通称はらぺこプロジェクト)に本学の学生も参加し、 最終報告会が3月6日に神戸市中央区の東遊園地内アーバンピクニックラウンジで開催されました。

同プロジェクトは、神戸市の農業現場における労働力不足の解消や、フードロスを減らすための規格外農産物等の活用を図ることを目的に、2024年8月から2025年3月までの約半年間活動しました。学生たちは市内5カ所の農園で農家の皆さんの指導で農作業を行うとともに、規格外をはじめとした農産物の活用を促す取り組みを行ってきました。

本学からは、現代社会学部4年次生の濱﨑亮太さん、栄養学部3年次生の松本華歩さんと三浦光里さん、心理学部1年次生の村上藍さんの4人が「kobe cabbage」チームに所属し、活動しました。

年間400トンのキャベツを出荷する「kobe cabbage」チームは、神戸市西区岩岡町の畑で猛暑の中、雑草抜きや1玉2キロもある重いキャベツの収穫を行った経験から「一番の収穫は筋力がアップしたことです」と、ジョークを交えて発表しました。このチームでは、メンバーそれぞれが特技を発揮し、農場がある場所を分かりやすくするための看板製作や休憩所の大掃除、ウェブサイトの作成にもチャレンジしました。

メンバーのシフト管理も行い、チームをまとめた濱﨑さんは「近年の気候変動の対応に苦戦する農家さんを目の当たりにしてきて現場での課題の多さを痛感した」と振り返りました。 キャベツ調理レシピを作成した松本さんは「このレシピを通じて消費者の方々にもっとキャベツを身近に感じてほしい」と話していました。

また、農家の藤原秀旨さんからは「あまりに重労働で、半年経ったら誰もいなくなるのではないかと思ったけど、最後まで活動したことに驚いた。社会に出てもこの苦労を思い返せば、たいていのことは、たいしたことじゃないと思えるはず」と学生への激励の言葉がありました。