神戸市の公募型プロポーザル事業「マイナンバーカードを活用した健康増進サポート事業支援業務」で、本学と株式会社アシックス、株式会社神戸新聞社、株式会社ラスイート、西日本電信電話株式会社（NTT西日本）が共同事業体で運営する「KOBE Sports & Well-being City Project」が採択されました。

このプロジェクトの目的は、働く世代の女性の心身両面にわたる健康度の向上及び運動習慣の定着を図ることです。また、「痛み」について専門的に研究する総合リハビリテーション学部の松原貴子教授が、月経や出産、更年期など女性特有の健康課題についての研究成果を共有します。さらに、デジタル技術の活用で地方が抱える諸問題解決に地方自治体や企業、研究機関が貢献する「デジタル田園都市国家構想」に呼応し、本学経営学部データサイエンス専攻の齋藤政彦教授、小川賢教授もデータ解析・分析で研究の蓄積を役立てます。

具体的な取り組みとしては、対象年齢の女性を対象に、各種体力測定等を実施し、健康状態を把握していただくとともに、各種セミナー・健康プログラムを通じて、健康度の向上及び運動習慣の定着を図ります。セミナーや測定においては、株式会社アシックスとともに松原教授の研究室が医療的計測・評価を行います。

■モニターを募集しています
「 KOBE Sports & Well-being City Projectプロジェクト」では、「運動を始めたいけど、きっかけがない」などという神戸市在住・在勤の20～40代の女性を対象に、参加モニター（100人限定）を９月27日まで募集しています。健康増進につながるさまざまな特典が用意されています。

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■神戸三宮サテライトでセミナーを開催します
また、このプロジェクトの一環として、モニターの皆さんを対象に本学の神戸三宮サテライト（ミント神戸17階）で、セミナー講演会と検査・測定会を下記の通り実施します。モニターの方は是非ご参加ください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
〇 はたらく世代の女性の健康を支えるセミナー～ココロとカラダが”整う”運動療法～
日時：10/20、21の希望日
会場：神戸学院大学 神戸三宮サテライト（ミント神戸17階）
登壇者：松原貴子（神戸学院大学 総合リハビリテーション学部教授）
　　　：服部貴文（神戸学院大学大学院総合リハビリテーション学研究科博士後期課程在籍）
概要：働く世代の女性は、子育てや勤務体制の変化などで女性ホルモンのバランスが乱れやすく、未病を含めた健康上の課題や問題を抱えています。運動は“最善の治療薬”と呼ばれ、心身のさまざまな不調や症状の改善を図れます。運動によってココロとカラダを整え、健康でいきいきと過ごすコツをお伝えします。

○体内検査・体力測定・アンケートを実施します
測定内容：女性ホルモン検査、定量的感覚検査、骨密度、ASICS HEALTH CARE CHECK
日時：① 1回目　10/27、28の希望日時
　　　② 2回目　2024年1/26、27の希望日時
会場：① アシックス本社（ポートライナー「中埠頭駅」下車、徒歩約２分　神戸市中央区港島中町7-1-1）
　　　② 神戸学院大学 神戸三宮サテライト（ミント神戸17階）
概要：⼥性ホルモン検査や痛みの定量的感覚検査（痛みの過敏度チェック）で生理現象の概月リズムと不調や痛みの発生リスクを調べます。

※「神戸三宮サテライト」は、2019年9月に本学の学生・教職員等の教育研究の活動拠点や、地域の方々の生涯学習の場として開設しました。神戸の玄関口となるJR三ノ宮駅に隣接するミント神戸17階という絶好のロケーションです。

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