神戸学院大学

学長主催昼食会をポートアイランド第1キャンパスで開催し、各分野で活躍した学生をたたえました

2024/09/17

ポートアイランド第1キャンパスで開かれた学長主催昼食会の参加者ら
ポートアイランド第1キャンパスで開かれた学長主催昼食会の参加者ら
冒頭であいさつする中村学長
冒頭であいさつする中村学長
学生サポーターの入江寿音さん
学生サポーターの入江寿音さん
ボランティア活動支援室学生スタッフ副代表の鈴木源騎さん
ボランティア活動支援室学生スタッフ副代表の鈴木源騎さん
日本薬学会関西支部総会・大会で表彰された松平正輝さん
日本薬学会関西支部総会・大会で表彰された松平正輝さん
ポートアイランド図書館ボランティアの福光由真さん
ポートアイランド図書館ボランティアの福光由真さん
神戸マルイとのコラボ企画でリーダーを務める塩本聡吾さん
神戸マルイとのコラボ企画でリーダーを務める塩本聡吾さん
「オーキャンズ」ポートアイランドキャンパス運営部長の鳥居優里さん
「オーキャンズ」ポートアイランドキャンパス運営部長の鳥居優里さん
ブルーフェニックス隊代表の濱﨑亮太さん
ブルーフェニックス隊代表の濱﨑亮太さん
「第6回阪南大学模擬国連」で表彰された林優宏さん
「第6回阪南大学模擬国連」で表彰された林優宏さん
昨年度まで3年連続学部長賞を受賞したダレン アリストさん
昨年度まで3年連続学部長賞を受賞したダレン アリストさん
豊富な話題が飛び出した学長主催昼食会
豊富な話題が飛び出した学長主催昼食会

さまざまな分野で活躍した学生をたたえ、今後の学業や活動の励みにしてもらうことを目的にした2024年度前期の学長主催昼食会が9月11日にポートアイランド第1キャンパスで開催されました。大学側から中村恵学長と田中康介副学長、生田卓也副学長、市川秀喜副学長、西脇満学生支援センター所長が出席し、昼食後に学生と懇談しました。

招かれたのは学生サポーターとして配慮の必要な学生の授業参加を手助けしている入江寿音さん(法学部4年次生)▽ボランティア活動支援室学生スタッフ副代表を務め、学スタ災害班として能登半島地震被災地支援にも取り組む鈴木源騎さん(同学部3年次生)▽第73回日本薬学会関西支部総会・大会(2023年11月)で優秀口頭発表賞を受賞した松平正輝さん(薬学部6年次生)▽ポートアイランド図書館ボランティアとして利用者を増やし、本に親しんでもらうさまざまな取り組みを実施している福光由真さん(同学部3年次生)▽神戸マルイと本学のコラボ企画のリーダーを務め、開発途上国の生産者や労働者を支援する仕組み「フェアトレード」の普及に努めている塩本聡吾さん(経営学部3年次生)▽オープンキャンパスの企画・運営を行う学生スタッフ「オーキャンズ」のポートアイランドキャンパス運営部長を務める鳥居優里さん(現代社会学部現代社会学科3年次生)▽兵庫県内で防犯啓発活動に取り組む学生ボランティア団体「ブルーフェニックス隊」の代表を務め、学内外で地域活性化にも取り組む濱﨑亮太さん(同学部社会防災学科4年次生)▽第6回阪南大学模擬国連2023」の英語ルームで議論をリードして「ポジティブ・インパクト賞」を受賞した林優宏さん(グローバル・コミュニケーション学部4年次生)▽2023、24年度神戸市留学生奨学金を受給し、2021、22、23年度学部長賞を受賞したダレン アリストさん(同学部4年次生)――の9人です。

入江寿音さんは1年次生からサポーター講習に積極的に参加。聴覚障がいのある学生が授業を理解できるようにノートテイカーを務めるなど、支援を続けている。薬学部の授業などでは専門用語を理解するために学部の友人に聞き、インターネットでも調べる。「『すごく助かっています』との声を聞くとやりがいを感じます」と述べました。

鈴木源騎さんは4月にノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸の試合を学生が観戦して応援したイベントで、被災地応援物産展を学生スタッフで開催したほか、6月には本学が派遣した「能登半島地震被災地支援学生ボランティア」にも参加しました。「珠洲市出身の友人がおり、自分にできる支援がしたいと思いました。復興の遅れを実感しました」と述べました。

松平正輝さんは熱心に卒業研究に取り組み、学部生でありながら学会で2度も表彰を受けました。受賞の秘訣は「審査員を予想して、その方の研究分野を調べ、そこを重点的に発表しました」と、しっかりした準備が好結果に。「卒業後は研究者ではなく、製薬会社の営業として患者さんのために新薬を広めたいです」と意欲を示しました。

福光由真さんは貸出カウンター前に新たに設置されたボランティア用のコーナーで自分たちのお薦め本を「レビュー」として紹介するなどの企画展示を担当して図書館の利用促進に貢献しています。「図書館にどんな本があるのか知らない人が多いです。私は蔵書の中には薬剤師国家試験対策の解説書もあることを伝えて薬学部の学生から感謝されました」と話しました。

塩本聡吾さんは経営学部の辻ゼミで「フェアトレード」の認知を高めるゲーム教材などを作る資金を集めるためのクラウドファンディングを実施しているほか、神戸マルイで実施した学生オススメ・スイーツ店の期間限定出店企画を実施しました。入学してすぐは対人関係から登学できなくなりましたが、困難な時期を完全に乗り越え、今ではゼミのリーダーです。

鳥居優里さんは「オーキャンズ」の新入生募集説明会を募集・実施し、今年度は約150人の学生が新規に加入しました。ポートアイランド第1キャンパスで今月実施したオープンキャンパスの参加者は例年を上回る約2,600人にのぼり、インスタグラムで「カウントダウン」を初めて実施したのが良かったのではと振り返っています。

濱﨑亮太さんはブルーフェニックス隊の活動として、「特殊詐欺の被害を未然に防ぐため、ATMで電話をしている高齢者をみつけ、見守ります」と実例を挙げました。濱﨑さんの活動は多岐にわたり、本学が派遣した「能登半島被災地支援学生ボランティア」への参加、同地震被災者救援街頭募金活動などにも取り組みました。今は気象予報士を目指しています。

林優宏さんは阪南大学模擬国連での活躍に加え、3年次生のセメスター留学帰国後にはTOEICのスコアが180点アップ。今年度の学部新入生歓迎会では在学生を代表してあいさつしました。留学先で「日本人は仮面をかぶっている」と言われ、「感情を込め、言葉に乗せて伝えなければ」と学んだといいます。今は「日本英語模擬国連2024」参加準備中です。

ダレン・アリストさんは、昨夏から神戸市西区中学生向け学習支援教室神戸まなびばボランティアを務めているほか、今夏からは神戸市教育委員会事務局ランゲージ支援員としても日本語指導の必要な児童・生徒を支え、社会貢献しています。「母語のインドネシア語と英語、ある程度のマレー語と中国語でも対応できます」と、上達した日本語で話しました。