神戸学院大学

学生防犯グループ「ブルーフェニックス隊」が兵庫県警察本部でATM詐欺被害防止に取り組む決意表明をしました

2024/08/29

ATMでの声掛け活動に取り組む決意を表明するブルーフェニックス隊(右端が代表の濱﨑さん)
ATMでの声掛け活動に取り組む決意を表明するブルーフェニックス隊(右端が代表の濱﨑さん)

本学の学生が代表を務める地域の防犯ボランティアグループ「ブルーフェニックス隊」が8月26日、兵庫県警察本部で金融機関やコンビニなどのATM(現金自動預払機)での還付金詐欺被害防止に取り組む決意を表明しました。

ブルーフェニックス隊は2023年6月に結成。兵庫県内に在住・在学の大学生や専門学校に通う学生で構成されており、現在193人が所属しています。主に特殊詐欺被害の啓発活動に取り組み、チラシ配布やランニングパトロール、闇バイトの講演、護身術の動画作成など幅広く活動しています。

還付金詐欺を含む特殊詐欺被害は相次いでおり、警察庁の昨年のまとめで兵庫県では認知されただけで1224件発生し、一昨年より150件増えました。こうした状況を受け、同隊は県警と連携し、夏休み期間を利用したATMでの声かけ活動に取り組むことを宣言しました。

同隊代表の濱﨑亮太さん(現代社会学部社会防災学科4年次生)は、「ATMで声かけをすることは、すごく勇気がいることで地道な活動だが、還付金詐欺に対する抑止力につながればいい」と話していました。

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