神戸学院大学

「『森茂樹物語』を読んで感じたことを自由に表現してみよう」作品募集企画の表彰式を開催しました

2025/02/03

表彰式で記念撮影する(左から)矢嶋学長補佐、河野桜子さん、大西凜央さん、中村学長、岡本愛衣子さん、横山悠大さん、生田副学長
表彰式で記念撮影する(左から)矢嶋学長補佐、河野桜子さん、大西凜央さん、中村学長、岡本愛衣子さん、横山悠大さん、生田副学長
表彰される大西凜央さん
表彰される大西凜央さん
表彰される河野桜子さん
表彰される河野桜子さん
表彰される岡本愛衣子さん
表彰される岡本愛衣子さん
表彰される横山悠大さん
表彰される横山悠大さん
表彰式終了後、受賞者と中村学長らが懇談
表彰式終了後、受賞者と中村学長らが懇談

「『森茂樹物語』を読んで感じたことを自由に表現してみよう」と呼びかけた作品募集企画で優秀賞に選ばれた学生4人の表彰式が1月31日、ポートアイランド第1キャンパスで開かれました。中村恵学長から表彰状が授与され、生田卓也副学長から副賞が贈られました。学長補佐の矢嶋巌・人文学部教授も同席しました。

「自校の歴史から学ぶ月間」(12月)に合わせて企画しました。表彰後、各受賞者のあいさつを聞き、審査にあたった立場から中村学長と生田副学長、矢嶋学長補佐が学生に感想を伝えました。

■大西凜央さん(経営学部2年次生) 
大西凛央さん(経営学部2年次生)は「知恵と人間力で未来を切り拓く、個性を活かす学びの場」のキャッチコピーを応募しました。中村学長は「森茂樹初代学長が使った『知識』という言葉ではなく、『知恵』という言葉を使ってくれたのが良かった。断片の知識を混ぜ合わせて組み合わせて知恵に高めることが重要です」と評価しました。大西さんは、「大学は、学生一人一人が自分の個性を活(生)かしながら成長していく場所だと物語を読んで感じました。(創設まで)とても過酷な日々だったはず。私もしっかり(学生生活を)頑張ろうと思いました」と述べました。

■河野桜子さん(経営学部2年次生)
河野桜子さん(経営学部2年次生)は夕暮れの月を映し込んだポートアイランド第1キャンパスの写真に「夢の実現に総力を傾けた老ロマンチスト」などの言葉を重ねた作品を応募しました。中村学長は「キャンパスが月に見守られているような構図でした。『老ロマンチスト』という言葉も森茂樹という人を本当に良く理解して使ってくれました」と評価しました。河野さんは「なぜこの場所に大学が立地されたのかと考えると、海と空がきれいに見えるからだと分かりました。有瀬キャンパスも海が見える立地ですね。海と空の美しく見える場所から撮影しました」と述べました。

■岡本愛衣子さん(経営学部2年次生)
岡本愛衣子さん(経営学部2年次生)は「希望や期待を背負い歩み続ける挑戦者」のキャッチコピーを応募しました。中村学長は「『希望』は『背負う』というより『抱く』などと一緒に使われます。しかし、この場合の『希望』は自分のではなく、周囲の人みんなのという意味でしょう。いいフレーズになっています」と評価しました。岡本さんは「森茂樹のひたむきな姿勢(を描いた物語)は私自身が困難に立ち向かう時に背中を押してくれると思います。私も努力して周りの人を巻き込めるような大きな人間になれたらと思います」と述べました。

■横山悠大さん(経営学部3年次生)
横山悠大さん(経営学部3年次生)はポートアイランド第1キャンパスの森わさ像を背後から撮影し、背景にA号館やコリドールなどを配した写真を応募しました。中村学長は「わざわざ後に回り込み、私たち教員や学生、努力を重ねた息子の森茂樹初代学長も見ているような構図」だとして狙いを評価しました。横山さんは、「前から撮った写真はいくらでもあります。人々やこの大学を(校祖として)見てきたのがこの位置だと思いました。私たちをずっと見守ってくれていることを伝えたいと思いました」と述べました。

「『森茂樹』という人の印象を一言で表すと?」との問いに、学生からは「優しいけれど頑固者」「負けず嫌いで夢がかなうまで挑み続ける人」「反骨精神」「こんな一途な人が創設者だったのは、うれしいし、とてもハッピー」などと答えました。

「森茂樹物語」はこちらから読めます。