神戸学院大学

大阪東京定額給付金乃旅~1号線の軌跡~

2009/06/01

俺ら feat.通天閣
俺ら feat.通天閣
俺ら feat.東京タワー
俺ら feat.東京タワー
俺ら feat.出会い
俺ら feat.出会い
俺ら feat.ハチ公
俺ら feat.ハチ公

辻順優と西岡勇輝は4年次生となり、学生生活の間にしか経験の出来ないアツイことをしたいと思い、ゴールデンウィークに定額給付金を利用し、大阪~東京を繋ぐ1号線をママチャリで旅に出ることを決意しました。

5月1日当日、旅のスタート地点である通天閣を出発して僕等の旅が始まりました。

約600キロの道のりは予想を超える山道や交通量だったため、普段自転車に乗り馴れていない僕らには過酷なものであり、想像を絶するものでした。旅中出くわす数ある山道の中でも、特に約20キロの登り坂が続く箱根峠は、精神的にも体力的にも追いやられるこの旅一番の難関でした。何度も挫折しそうになった道のりの中で、県境や変わりゆく自動車の県ナンバー、一つひとつの峠の到着、そして何よりも僕らの前を走っていく自動車の人からかけられる多くの声援が足を動かす原動力となりました。

定額給付金でママチャリを購入し、残金3000円弱で旅に出たわけで、食事はコンビニで廃棄される弁当をもらったり、試食をいただいたり水筒に水を補給したり、寝床はマクドナルドや公園やマンガ喫茶で仮眠したりして究極の貧乏旅をしたのですが、そんな中、出会いゆく人々にいろんな形で支援されて本当に助けられました。

山道や関東圏での大雨や交通量の多いバイパスなど、いつ事故してもおかしくない道、筋肉痛や膝の痛みや眠さを通り越して四六時中走り続けるかわからない状況の体の中、無事に帰ってこれたのが本当に奇跡でした。

正直、ゴールデンウィーク中にゴールできるのか不安で行こうか悩んみました。思ったことを口にするより、それを実行に移すことの方が勇気がいります。達成することが一番難しいけれど、過程より何より達成したときの喜びは価値のつけられない財産になるし自信に繋がります。

この旅を通じて学んだことは…
「夢にときめけ!明日にきらめけ!!」