「AED(自動体外式除細動器)設置」に伴う簡易講習を実施しました
2008/04/28




有瀬キャンパスでは、15号館の3階・4階・6階のエレベーター横、医務室にAEDが設置されていましたが、今回新たに、有瀬キャンパスの11号館1階にAED付きの自動販売機が設置されることとなりました。それに伴い、4月25日に11号館1階自動販売機設置コーナー横にて、教職員を対象としたAEDの取り扱いについての簡易講習を実施しました。
今回AED付自動販売機を設置した、兵庫ヤクルト販売株式会社 直販事業部 法人開発SEの田淵さんは、「ヤクルトグループでは、平成19年度よりAED付の自動販売機を導入しました。わが社では、健康・機能性食品事業を展開するだけでなく、命に関わることとして何かに役立てればと考え、AEDの設置をしています」と話しました。
AEDを取り扱う日本電工関西株式会社の萩田さんは、「AEDの操作は簡単で、音声に従って使っていただくだけです。しかし、使用時はただでさえパニック状態になっているので、普段から使っていないと困惑すると思います。少しでも慣れておくためにも是非公民館などの身近な施設で行われている講習を受けてほしいです。講習を受ければ、ひとつひとつの動作が理解でき、AEDを使うときの自信に繋がります」と、今回の講習を締めくくりました。
今回の講習を受けた企画部・企画事務室の中川さんは、「以前赤十字社の講習を三日間受けたことがありますが、今まで使用する現場に遭遇することもなく、いざ使用するとなるとかなり不安になります。今回講習を受けて、使用方法を聞くだけでなく、実際に触れる機会が必要だと実感しました。本学には、防災・社会貢献ユニットがあります。防災・社会貢献ユニットにかかわる学生は、関心が高く、理解も深められていると思いますが、その他の学生はAEDの設置場所もわかっていないのではないでしょうか。そのような学生のためにも、これから定期的に講習を実施し、職員を含め、たくさんの学生の参加を期待したいです」と定期的な講習会の実施の必要性を述べました。
本学には、有瀬キャンパスにおいては、15号館の3階・4階・6階のエレベーター横、医務室、11号館1階の計9台、ポートアイランドキャンパスにおいてはA号館1階事務センター、B号館防災・社会貢献ユニット事務室、C号館医務室および中央ゲートの計4台を設置しています。