法学部長・学長補佐 氏家 伸一
- 学長 岡田 芳男
- 副学長 早木 仁成
- 法学部長・学長補佐 氏家 伸一
- 経済学部長 佐藤伸明
- 経営学部長・学長補佐 角野 信夫
- 人文学部長 清水 寛之
- 総合リハビリテーション学部長 西林 保朗
- 栄養学部長 合田 清
- 薬学部長 谷 昇平
- 実務法学研究科長 小櫻 純
- 事務局長 武仲 哲彰
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― 法学部長・学長補佐から新年のメッセージ ―
法学部長・学長補佐
氏家 伸一
移転の内実化へむけて
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2007年が、新キャンパスへの移転の大騒ぎであわただしく明けたと思ったら、あっという間に、2008年です。残された諸問題への取り組みと、移転構想の内実化という次の課題に取り組まなければなりません。3、4年次生のみという変則的移転で行われたポートアイランドキャンパスの立ち上げですが、教育研究の環境面での、いっそうの拡充、発展という課題です。
学部でもこの1年に、講演会などさまざまな取り組みが行われました。アフリカのモザンビークとコンゴの大使による講演会は、一般市民も交えて熱心に展開され、国際交流にも一役かうことができました。また民法関係の討論会は学生主体で運営され、教育的にも優れた成果をあげました。知的な興奮をかきたて、学問の喜びに触れた思いをしたにちがいありません。これらの啓蒙的活動は一層発展させたいし、地域との交流にも大いに貢献するものと期待されます。
ところで、少子化と大学数の増加という、錯乱するような状況の中で、本学も苦闘を強いられています。一方で、自由でのびのびした伝統も大事にしたい。一人一人が自覚をもって立ち向かう覚悟を持たなければなりません。新自由主義とグローバル化は、大学間と大学内にさまざま問題を生じさせています。学生にとっても、大学は出たけれど・・・という時代の再来です。自らを磨き、向上する意欲をもって未来に臨みたいものです。その意味でも、ポートアイランドキャンパスでの専門教育の重要性を再認識する必要がありましょう。さらなる飛躍のためにがんばりましょう。