経営学部の田中ゼミがユーハイムとの産学連携プロジェクトでバウムクーヘン新メニューのプロモーションに取り組んでいます
2024/10/29
今年4月にスタートした経営学部の田中康介教授のゼミ(3年次生18人)と株式会社ユーハイム(本社:神戸市中央区港島中町7-7-4、河本英雄代表取締役社長 、以下ユーハイムと表記)の産学連携の取り組み「バウムクーヘンメニュー考案・販売プロジェクト」で、ゼミ生らが10月9日に、考案した新メニューのプロモーション実施報告と、フードトラック運営販売の模擬練習を行いました。
このプロジェクトでは、ユーハイムが開発したバウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」やTHEOを搭載したフードトラックを活用して、ゼミ生らがバウムクーヘンを使ったオリジナルメニューを考案し、大学祭(ポートアイランド第1キャンパスB号館前;11月1日~2日;模擬店名「幸せと笑顔の樹」)での販売まで行います。
ゼミ生らは、6人ずつ3つ(A・B・C)のグループを編成し、これまで何度か試作を行い、メニューやレシピは、現在ほぼ完成、以下は、3グループそれぞれが考案したメニューの特徴です。
Aグループは、カットしたバウムクーヘンをカップに入れ、その上に生クリーム、紫芋ペーストを絞り、さつまいもチップスを添えた「カップクーヘン」を考案しました。ケーキのモンブランをイメージしています。
Bグループは、カットしたバウムクーヘンに(以下3種類)、①シュガーバター、②黒コショウ&チーズ、③ドライフルーツ・蜂蜜&チーズをトッピング、それらをバーナーで炙って風味豊かにした「THE-KE(テーキ)」(THEO&CAKE)を考案しました。
Cグループは、カットしたバウムクーヘンに、秋の味覚さつまいものペーストを載せ、その表面を炙って香りをたてた「さつまいもブリュレバウム」を考案しました。ブリュレ風にすることで、サクサクとした食感が楽しめます。
各グループは、それぞれ材料の検討や原価計算を行い、販売価格や目標販売数を設定、売上予測や利益予測も行いました。その上で、いかに売上・利益を上げるか、そのためのプロモーション(販売促進)にも取り組んでいます。この日は、グループごとに、SNS活用や販促物(看板・チラシ・ポスター等)制作の進捗状況の報告や、ユーハイムの担当者とフードトラックでの販売や接客の模擬練習を行いました。
田中教授は、「作り方(調理方法・手順)と売り方(提供方法・時間)をよく考えるように、つまり買い手の『購買利便性』を考慮し、買い易さや待たせないことで、いかに回転率を上げるか、よく考えるように」とゼミ生らに指導しました。