経営学部の田中ゼミが、ユーハイムが開発したAI職人「THEO」に焼いてもらったバウムクーヘンを「さらにおいしく」食べてもらえるようアレンジしました
2024/09/06
株式会社ユーハイムが開発したバウムクーヘン専用のAI職人「THEO(テオ)」を活用して新商品の考案に取り組んでいる経営学部の田中康介教授ゼミ(3年次生15人)は9月4日、生地作りを体験し、「THEO」が生地を焼成するのを見学しました。焼き上がったバウムクーヘンを使って、グループごとに考えたアレンジでスイーツを試作し、試食しました。
「THEO」は菓子職人に5、6回、バウムクーヘンを焼いてもらって、焼き具合をAIに機械学習させデータ化、職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼きあげることができます。北海道から九州まで全国各地で既に活躍しています。同社の河本英雄代表取締役社長の「おいしいバウムクーヘンを世界のどこででも食べてもらえるようになれば」という夢から開発が始まったといいます。
学生らは、まずポートアイランド第2キャンパスのキッチンスタジオで、ユーハイムTHEO事業本部BX事業開発室の岩本遼主任らの指導を受けながら、小麦粉、卵、砂糖、バターなどの材料を使って生地を作りました。
続いて「THEO」を装備した同社所有のフードトラック「フードテッカーズ3号」の前に集まり、オーブンの中で徐々に層を増しながらバウムクーヘンが焼きあがっていくのを見学しました。「オーブンの前にカメラが付いていて、(AIが)焼き色を判断しています」「普通ならオーブンの前に職人が張り付いて焼きあがっていく様子を確認する必要があり、THEOはこのバウムクーヘンの焼きの工程を担ってくれています」などと同社からの説明を聞きました。
完成したバウムクーヘンは甘い香りを漂わせ、焼きたてでフワフワ。ゼミ生らはグループごとに、カットしたバウムクーヘンの上にサツマイモペーストをのせてバーナーで炙ったり、チーズやバターをのせて炙り、ドライフルーツやチーズをピザ風にトッピングしたりしたアレンジメニューを試作し、試食しました。
最後はグループごとに、プロモーション(販促物・SNS等)に関するディスカッションを行いました。田中教授は、「いくら良いものを作っても、売り方を間違えば失敗する、ということを念頭に、逆に成功するために、販促物(看板・チラシ・POP等)のデザインやコピー、SNSへの投稿の内容やタイミング等について、さらに議論を進めるように」とゼミ生らに指導しました。
次回は9月25日に、SNSへの投稿内容や目標販売数、原価計算等の確認(プレゼン)を行う予定です。
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