神戸学院大学

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女性特有の健康課題 運動で改善 「女性の痛み well-beingに大きく影響する」(総合リハビリテーション学部・松原貴子教授)

2024/03/25

日時 2024年3月21日(木)
メディア名 神戸新聞朝刊PR面
プロジェクトで実施したウォーキングのレッスン(神戸市中央区の神戸震災復興記念公園で昨年11月)
プロジェクトで実施したウォーキングのレッスン(神戸市中央区の神戸震災復興記念公園で昨年11月)

神戸市の補助金により、ASICS(アシックス)、NTT西日本、神戸新聞社、神戸みなと温泉 蓮と本学の共同事業体が連携して取り組んだ20~40代の女性の健康づくりをサポートする「KOBE Sports&Well-Being City Project」の成果を発表しました。

昨年10月から今年1月にかけ、セミナーやウォーキング、ヨガなどのプログラムを実施して参加者の体力測定や身長・体重、骨密度、女性ホルモン関連の数値をデータ分析したところ、心身の健康度を総合的に測る「健全年齢」が参加者の63.4%で改善したことが分かりました。骨密度も大幅に改善。週1回以上の運動習慣がある人は39.8%から54.2%に向上しました。

総合リハビリテーション学部の松原貴子教授がプロジェクトの成果をまとめ、「医療機関を受診するほどではないにしろ心身に生じていた具合の悪さが、たった3か月間の運動で大きく変化したことが伺えます」「今回のプロジェクト結果を参考に、就労世代の女性の健康課題解決に向けて、運動を活用していただくことを強くお勧めします」とコメントしています。