法学部の佐々木光明教授のゼミ生が「学生企画新春市民シンポジウム」を開催します。

近年、社会的関心も高い、虐待やいじめ、自殺等、子どものSOSの声が聞こえていながら、救えない事件に心が痛みます。佐々木ゼミでは社会の中で気づかれにくいヤングケアラーなどの介護問題、少年非行問題、日常に密接な立法問題に迫り、文献、報道、裁判例等を調査し、「問題の焦点は何か」を考えてきました。

取り上げる事例は、いずれも人間の尊厳を傷つけ、生きる気力と希望を奪うものです。構成劇・動画で問題提起をし、資料から問題の根っこを探り、少しでも変えていくためには何が求められるのか、多面的な観点から見直してみましょう。

学生だけでなく市民の皆さんの参加も歓迎します。

※予約不要・参加無料

＊構成劇・動画による問題提起と提言
• ＜介護事件から＞ 福島大夢、他
  「神戸介護殺人事件…ヤングケアラーの闇」
• ＜少年事件から＞ 山本虎鉄、他
  「最後の砦 …自立援助ホーム」
• ＜自転車事故から＞ 情野史直、他
  「自転車事故はあなたのそばに…身近な違反と法改正」

＊基調講演 子どもの権利と未来づくり
吉田朋弘 氏 (子どもと法21、弁護士）

【連絡先】
法学部長室 Tel：078-974-4543 （担当：佐々木光明教授）