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連載企画「1000人の足跡――阪神・淡路大震災 建物被災度調査の記録から」5回目 『見届ける』思いをつなげて 建築と福祉の橋渡しに
2025/02/03
日時 | 2025年1月28日(火) |
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メディア名 | 建設通信新聞 |
阪神・淡路大震災から程なくして日本都市計画学会関西支部と日本建築学会近畿支部が合同で実施した50万棟を超える建物被災状況調査についての連載の5回目で、総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学部の糟谷佐紀教授がインタビューに応じ、1カ月近く調査に携わった経験を語っています。
糟谷教授は当時、神戸大学大学院修士課程2年目の院生で環境計画学を専攻し、神戸市灘区の下宿で被災。にもかかわらず被災調査に入り、学生やボランティアに調査場所を指示していたほか、被害のひどかった新長田の街にも入ったことが書かれています。「……震災後、調査に一緒に取り組んだ人たちと出会い、そのつながりがあったから今の私がある」と語っています。