教職員3人の「BOSAIカードXチーム」が国立循環器病研究センター主催の減塩レシピコンテストで金賞を受賞しました
2024/03/27
国立循環器病研究センター主催「おいしい減塩レシピコンテストS-1g大会 国薬健栄研・災害栄養賞」の最終審査と表彰式が2月18日に京都市中京区の学校法人大和学園ラ・キャリエールクッキングスクールで行われ、本学の教職員3人による「BOSAIカードXチーム」が「ポリ袋調理でオムレツ~アーモンド風味~」で見事金賞を受賞しました。
食塩の摂り過ぎは高血圧、更には脳卒中や心臓病といった循環器病発症リスクを高めることが知られています。国立循環器病研究センターでは、循環器病予防啓発の取り組みの一環として、「かるく塩を使っておいしさを引き出す」という「かるしお」調理法の開発・普及に取り組んでいます。その一環として、おいしい減塩食レシピを募集するイベント「S-1g大会」を開催しています。第6回となる同大会では、災害時や緊急時に役立つレシピを審査する「国薬健栄研・災害栄養賞」が設けられました(S-1gとは、「Salt(塩)を1食1g減らそう(-1g)」を表しています)。
本学では、栄養学部の伊藤智講師と社会連携部の前田緑さん、現代社会学部の舩木伸江教授が栄養と防災を同時に学べるカード型教材とその活用法を記した「BOSAIカードX~カードで学ぶ栄養×防災~」を神戸学院大学出版会より刊行しています。同書の中には、災害時にも調理可能なポリ袋調理レシピが掲載されており、3人のチームは、減塩でもおいしく食べられるレシピにアレンジして、S-1g大会に応募しました。全国から応募があった106件の中から1次審査を通過し、最終選考に進んでいました。
3人は各地の防災イベントなどで災害時の食について理解してもらうために「BOSAIカードX」の普及に取り組んでいます。
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