神戸学院大学

2024年度後期の学長主催昼食会をポートアイランド第1キャンパスでも実施しました

2025/03/03

学長主催昼食会終了後、記念撮影する出席者ら
学長主催昼食会終了後、記念撮影する出席者ら
見晴らしの良い会議室で開かれた学長主催昼食会
見晴らしの良い会議室で開かれた学長主催昼食会
あいさつする中村学長
あいさつする中村学長
①法学部の中納鈴香さん
①法学部の中納鈴香さん
②薬学部の岩元結生さん
②薬学部の岩元結生さん
③経営学部の川原啓汰さん
③経営学部の川原啓汰さん
④経営学部の鴨川琴美さん
④経営学部の鴨川琴美さん
⑤経営学部の長野杏香さん
⑤経営学部の長野杏香さん
⑥経営学部の竹内千晃さん
⑥経営学部の竹内千晃さん
⑦現代社会学部の新川裕士さん
⑦現代社会学部の新川裕士さん
⑧現代社会学部の石塚碧士さん
⑧現代社会学部の石塚碧士さん
⑨GC学部の谷垣華英さん
⑨GC学部の谷垣華英さん
⑩GC学部の豊原麻奈香さん
⑩GC学部の豊原麻奈香さん

2024年度後期の学長主催昼食会を2月26日、ポートアイランド第1キャンパスで開催しました。学業や課外活動などで優秀な成績を残した学生10人が招かれ、昼食後に中村恵学長、田中康介副学長、生田卓也副学長、市川秀喜副学長と懇談しました。懇談後は各自が大学への要望を語りました。

招かれたのは、
①神戸市による須磨と淡路を結ぶ海上航路の実証実験で淡路の観光を盛り上げるため淡路市と連携した政策立案プロジェクトに自発的に参加した中納鈴香さん(法学部3年次生)

②大学祭中央実行委員会の模展局副局長として大学祭の展示を盛り上げ、趣味のよさこい踊りでは各地の祭りに出演して何度も表彰された岩元結生さん(薬学部3年次生)

③ボランティア支援室学生スタッフ代表に就任し、医療、環境、国際、災害、子ども、広報の各班に所属する150人の学生をまとめる川原啓汰さん(経営学部2年次生)

④(株)神戸紅茶と連携してフェアトレード商品の紅茶を開発し、パッケージデザインやキャッチコピーなどを率先してゼミ生と考えた鴨川琴美さん(経営学部3年次生)

⑤スポーツビジネスコンテストに参加した柳ゼミの「離島プロジェクト」で中心的役割を担い、姫路市の家島にある家島小学校との関係を作った長野杏華さん(経営学部3年次生)

⑥ブルボン、兵庫県とコラボして新商品「しゃりもにグミ想いをつなぐシトラスミックス味」を辻ゼミとして開発し、リーダーの役割を果たした竹内千晃さん(経営学部3年次生)

⑦菊川ゼミがまちづくり会社などと実施した「第3回山賊ワイルドラン炎の宴in丹波篠山」や「兵庫運河プロジェクト」で中心的役割を担った新川裕士さん(現代社会学部3年次生)

⑧アルバイト先のホテルで急に倒れた高齢の男性に心肺蘇生法(胸骨圧迫)で救命措置を施し、神戸市中央消防署から感謝状を授与された石塚碧士さん(現代社会学部3年次生)

⑨⑩昨年度実施された海外短期PBL(問題解決型)研修に参加してオーストラリア・メルボルンでの職業体験を通じて英語を学び、学業成績も優秀な谷垣華美さんと豊原麻奈香さん(グローバル・コミュニケーション学部2年次生)です。2人は3年次前期のセメスター留学先もメルボルンのビクトリア大学を選びました。

①中納さんたちのグループは淡路市北部の岩屋港周辺を歩いて取材し、観光モデルコースを作ってマップにしました。獲れたての鮮魚を路上でさばいて売っている人もいて、それを目当てに神戸から訪ねてきた人もいることなど知られざる淡路の魅力が分かりました。淡路市の若手職員とも相談し、徒歩で楽しめる場所を探そうとしています。

②岩元さんは「大人数を取りまとめて先頭に立ってひっぱっていくのが好き」だといいます。大学祭やよさこい踊りでもこの長所を発揮。「大学祭の展示コーナーに来場者を呼び込む上でのネックは」と聞かれ、「メインステージから遠いこと」だと答えました。よさこい踊りは加古川市のチーム「破天荒」で中心メンバーとして、立派に学業と両立させています。

③川原さんは学生スタッフ広報班としてボランティア学生の活動を取材し、社会的貢献や意義を広く伝える役割を担ってきましたが、今後はボランティアスタッフを統括するさらに重い立場です。「関西学生ボランティアコーディネーターネットワークの運営スタッフも務め、他大学のボランティア団体とも連携を進めています」と述べました。

④鴨川さんは「紅茶もくせが強いのではないか」と、フェアトレード商品に対する偏見を取り除きたかったといいます。そこで、誰からも好まれる味と香りにするためにアールグレイとアッサムの茶葉をブレンドすることをゼミで話し合って決めました。「フェアトレード商品は生活の中で普通に取り入れることができることを知ってもらいたい」と考えています。

⑤プロバレーボールチーム「ヴィクトリーナ姫路」と連携するビジネスアイデアコンテストに参加するために柳ゼミでは「離島を活性化させたい」との意見でまとまりました。長野さんは家島小学校の教員との連絡を密にしてヴィクトリーナ姫路のアカデミーコーチにも同小学校に来てもらい、ドッジボールや鬼ごっこで児童と交流しました。

⑥竹内さんは辻ゼミで「今、大学生がグミに何を求めているか」を検討し、「授業の合間に食べてお腹を満たせるものがいい」と、ブルボンのグミの中でも「しゃりもに」に決めたといいます。阪神・淡路大震災から30年で決めた「思いをつなぐ」のテーマにふさわしいメッセージも考えました。「商品開発に必要な権利関係も学びました」と振り返りました。

⑦新川さんは「ワイルドラン」に参加したランナーから「地域住民の皆さんとの交流をもっと取り入れて」との希望が寄せられたことから、「次年度からはさらにイベントの質を高めたい」と述べました。菊川ゼミでは竹林整備、農業、地域資源の利活用をテーマにしており、「それぞれが重なれば相乗効果が出るのではないか」と、田中副学長の助言がありました。

⑧石塚さんは男性が意識を失ってから救命処置を始めるまでに「1分もかからなかった」という手際の良さが救命につながり、社会防災学科の授業や課外活動団体「Seagull Rescue」で学んでいることを大事な場面で実践することができました。当初は消防士を目指していましたが、今は自治体の危機管理部署に関心を持っているといいます。

⑨谷垣さんはホテルのレストランで給仕などをして働き、週末はホストファミリーなどと楽しく過ごしたといいます。ホテルで働いている人の国籍はバラバラで、出身国や地域も育った場所もさまざま。「国籍だけで人を判断しない」ことが当然の世界にただ驚きました。「初めての海外生活で、トラム(路面電車)に乗るのも一苦労でした」と振り返りました。

⑩豊原さんは、小学校で日本語教師のアシスタントを務めました。折り紙の授業では動画を見てもらって日本語と日本文化に親しんでもらうことができました。平仮名の授業では歌で発音や書き方を覚えてもらう工夫も。ただ、子どもとの壁を超えるのには苦労しました。「あっち向いてホイ」が流行っていたので一緒にやって仲よくなれたと報告しました。