神戸学院大学

「未来と出会う場所として」本学の魅力を中村学長が講演で学生に語りました

2023/10/19

中村学長の講演を聴く学生ら
中村学長の講演を聴く学生ら
講演する中村学長
講演する中村学長
本学の魅力を語る中村学長
本学の魅力を語る中村学長

「~未来と出会う場所として~神戸学院大学」の演題で中村恵学長が10月17日、講演しました。ポートアイランド第1キャンパスの学生には対面で、有瀬キャンパスの学生にはオンラインで実施しました。

自身の大学について学ぶ「自校教育」の一環で、有瀬、ポートアイランド(第1、第2)各キャンパスに加えて神戸三宮サテライトも開設している本学や学校法人神戸学院の発展の歴史、医学博士として体質医学の権威だった森茂樹初代学長と、その母で学校法人の礎となる「森裁縫女学校」の創立者でもある森わさ校祖の人物像、10学部13学科を擁して学生数1万1000人を超える「文理融合型総合大学」であることを最大の強みとする本学の特色と魅力について紹介しました。

特に時間をかけ、強調したのは個性豊かな学生たちの活動の幅広さについてです。さまざまな分野で活躍した学生を称え、激励するため、キャンパスごとに実施した「学長主催昼食会」に招かれた学生たちの奮闘ぶりを1人ずつ紹介しました。さらには9万人を超える同窓生の活動を紹介し、2022年の北京冬季五輪で団体と女子シングルの銅メダルを獲得したフィギュアスケーターの坂本花織さんをはじめ、社会で活躍する人たちが本学の同窓生であることも知ってもらいました。

さらには、企業や行政と協力して新商品を生み出している産学官連携の試み、豊富なボランティア活動、大学から助成金が支給される「学生チャレンジプロジェクト」をはじめとする学生の成長のための多様なプロジェクト、さまざまな社会貢献・地域連携活動、活躍する女性教職員や卒業生、修了生を顕彰する「森わさ賞」など、本学が手掛ける事業や取り組みの数々を紹介しました。

最後に米スタンフォード大学のクランボルツ教授が理論として提唱し、今ではキャリア心理学の用語として広く使われる「計画的な偶然(Planned Happenstance)」という言葉を紹介しました。個人のキャリアは偶発的な出来事によって形成されることが多いが、五つの行動特性(好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心)によって計画し、準備し、努力してこそ願いは実現できるというメッセージを伝えました。さらに、自分の「好き」にこだわり、「チャンスが来た時に、つかめる自分であれ」と呼びかけて、講演を締めくくりました。