神戸学院大学

兵庫県と包括連携協力協定を締結しました

2017/09/13

本学は兵庫県と「地域創生に係る包括連携協力協定」を結ぶことで合意し、県庁で13日、協定締結式を行いました。健康・福祉に関する事項、防災・減災に関する事項、地域の活性化や交流の拡大に関する事項など計9項目にわたる内容で、大学と県が人的、知的資源の交流や活用を図り、地域社会の発展に寄与するのが目的です。

締結式には、大学から佐藤雅美学長のほか、春藤久人副学長、現代社会学部の清原桂子教授、県から井戸敏三知事、山口最丈政策創生部長、濵西喜生地域創生局長が出席。佐藤学長と井戸知事が協定書に署名しました。

井戸知事は、「神戸学院大学は、健康や防災だけでなく、地域コミュニティに関連する事業に積極的に取り組まれているので、そのノウハウをご指導いただきたい。大学から見れば、学生の皆さんの地域における活動のフィールドとして展開が考えられると思っています」などとあいさつ。佐藤学長は「兵庫、神戸の大学として地域から必要とされる大学でありたいと思っています」とあいさつし、医療、健康、福祉系の学部がそろっているため、認知症や動脈硬化対策など既に学部ごとに健康寿命を延ばしていく取り組みをしているが、来年度か再来年度にはこうした専門職が連携するプロジェクトを構築していく方針であることを紹介しました。

締結式には報道関係者も同席。質疑応答も行われ、その場で井戸知事は「神戸学院大学は、我々の関心事である分野について学部を持っています。そこで学んでいる学生の地域活動の一環として、体験し、歩いていただけるだけでも兵庫県が元気になる」と語りました。また、清原教授は「本学の学生は、神戸市や明石市だけでなく神河町、朝来市などに出て活動していますが、行政の施策が若い人の発想と異なっている」としたうえで、年内にも県庁の若手職員と学生が一緒になって政策などを検討する「ユースひょうごプロジェクト(仮称)」を発足させ、若者の視点から政策を練り、兵庫の魅力を発信していく連携事業に取り組んでいくことを紹介しました。

兵庫県との連携事項は以下の通り

(1)健康・福祉に関する事項
(2)防災・減災に関する事項
(3)地域の活性化または交流の拡大に関する事項
(4)次代を担う人材の育成に関する事項
(5)雇用の創出に関する事項
(6)産業・科学技術の振興に関する事項
(7)芸術・文化・スポーツの育成・発展に関する事項
(8)学術・研究・広報に関する事項
(9)その他両者が必要と認める事項