経営学部と栄養学部の学生が「学生栄養応援プロジェクト」に取り組み、お弁当の淡路屋とコラボした「朝チャ弁」を販売しています
2025/04/08
経営学部の石賀和義教授のゼミ生と栄養学部の中川輪央助教の指導する学生有志が共同して、大学生の栄養素摂取状況を調査し、不足の栄養素を補う商品やレシピを開発する「物価高に負けないぞ!学生栄養応援プロジェクト 注①」(チーム名:新しい栄養のリーダーズfeaturing森茂樹先生)に取り組んでいます。
(注①)このプロジェクトは、自由な発想による活動に対して人的・資金的な支援を行う「神戸学院大学 学生チャレンジプロジェクト」にも採択され、助成を受けています。
栄養素摂取状況調査は、本学の全10学部にわたり、学生約400人から幅広い有効回答が得られました。その結果、朝食欠食の割合が多く、いくつかの栄養素が不足あるいは過剰であることが分かりました。
このプロジェクトでは、栄養素摂取状況調査を基にして、株式会社淡路屋(本社・神戸市東灘区、寺本督代表取締役社長)と連携協力し、学生の生活を支える「朝チャ弁」(「朝から栄養チャージ弁当」の略)を開発しました。
朝チャ弁は、たこめしおにぎり、梅おにぎり、野菜の豚肉巻き、だし巻き卵、鯵の玄米揚げ、玉ねぎと人参のマリネ、菜の花、焼き板かまぼこを詰めた充実した内容で、販売価格も税込600円に抑えています。パッケージも手が込んでおり、蓋は本学キャンパスのイメージのイラストを掲載し、裏は本学に関するクイズを掲載しています。淡路屋の一部店舗(神戸駅店、垂水駅店、明石駅店、西明石店、三宮センター街店)で、4月8日~14日、販売しています。
初日は石賀教授と中川助教、学生たちが三宮センター街店に出向き、自分たちの学びの特色を広く知ってもらうため、お客の皆さんにこれまでの取り組みや弁当の内容について説明しました。
淡路屋は、世界のおいしさが集まる神戸の本物の味に常にこだわり、「ひっぱりだこ飯」や「神戸牛めし」などのご当地弁当を提供しています。本学とのプロジェクトでは、最近の物価高騰などにより食生活に影響を受けやすい学生を応援したいと、商品レパートリーの中から「日本の朝食弁当」を学生応援用にリニューアルしてくれました。
石賀教授らは「マダコを使ったおにぎり、野菜の豚肉巻き、鯵の玄米揚げなど充実した具材を使い、学生が利用しやすい価格の朝食弁当に仕上げてもらっています。この朝食弁当が学生の豊かな学生生活を支えになることを期待しています」と話しています。