総合リハビリテーション学部の下助教が体験型公開講座「健康づくりサポートプログラム」の第3回目を実施しました
2023/02/24
総合リハビリテーション学部理学療法学科の下 和弘助教が、2月18日にポートアイランドキャンパスで、「健康づくりサポートプログラム Program1 痛みに負けないカラダづくり!」を開催しました。
この企画は、軽い運動を習慣化することで起こるカラダの変化を体験し、痛みに負けないカラダづくりを目指す計3回で構成されたプログラムで、今回は最後のプログラムでした。
当日は1回目に引き続き40~70代のさまざまな世代の方30人が参加し、岩田望さん、富橋佑太さん、家村悠さん、浅香統偉さん(いずれも総合リハビリテーション学部理学療法学科 2年次生)、正城優人さん、牧春佳さん、西村遥さん、北谷友愛さん、(いずれも同学部3年次生)、堂北絢郁さん(総合リハビリテーション学研究科医療リハビリテーション学専攻 博士後期課程 1年次生)、丹羽祐斗さん(総合リハビリテーション学研究科医療リハビリテーション学専攻 博士後期課程 2年次生)の計10人の学生がスタッフを務めました。
第2回のプログラムまでに、第1回目の計測結果やアンケートを元に下助教が「汗ばむ程度の有酸素運動(ウォーキング)」や「腰痛対策に動画のストレッチの視聴」など、個々の状態に合わせた提案を行っていました。
運動の具体例として4種類の運動動画(①肩こり予防・改善ストレッチ②腰痛予防・改善ストレッチ ③床の上でできるストレッチ④座ってできるストレッチ)を2回に分けて配信し、日常に運動を取り入れてもらうため、継続したサポートを行ってきました。
当日は、プログラム前半で下助教より、「痛みは脳で感じる」「痛みが意識で変わる」ことなど痛みの仕組みと、運動をすることの効果をさまざまな研究事例を用いて説明しました。
講義の後は、体の成分が分析できる「In Body」を用いて脂肪・筋肉量や、「歩行テスト」「バランスチェック」等、前回と同様の項目を測定し参加者の状態を確認しました。参加者も前回との変化を興味深くチェックし、下助教や院生スタッフに質問する様子が多く見られました。
測定後は質疑応答の時間を設け、下助教より1回目の測定を踏まえた参加者へのフィードバックを行いました。
参加者から「参加することで運動を意識させられ、日頃の生活や身体を見直すことで出来るので良かった」「自分を知り目標設定もでき良い経験をさせていただきました」「2回にわけてのセミナーだったので変化をみることが出来ました」等の感想がありました。