経済学部の木暮衣里准教授が大丸神戸店と連携して老祥記とのコラボショップをオープンしました
2024/11/18
経済学部の木暮衣里准教授が講師を務めるワークショップ「もとまち こどもマルシェ」において、老祥記とのコラボショップが11月10日、大丸神戸店1階外廊にて1日限定でオープンしました。経済学部・木暮ゼミの平野太一さん、笠原臣吾さん、松本歩さん、岡本実来さん、林莉央さん、小橋由華さん、藤堂北斗さん(いずれも2年次生)、安部礼恩さん、安富琳平さん(いずれも1年次生)の9人がサポートスタッフを務め、小学生12人が参加しました。
「もとまち こどもマルシェ」は、マーケティングの学びと大丸神戸店によるおもてなしの心、商品を介して地域を学ぶことを目的に2019年からスタートした企画です。2021年度より神戸・南京町で愛され続けている「元祖・豚饅頭」を生み出した株式会社老祥記の特別協力を得て、地域の歴史や商品づくりと販売を通して老祥記が大切にしていることを学び、商品の魅力(価値)をどのようにしたらお客さまに感じていただけるかを、全3回のワークショップを通して考えます。
最終回となった今回は、2部制で6人ずつに分かれて、“大丸神戸店のこども店員”として、商品販売に挑戦しました。販売商品は、テイクアウト専用の「もとまち こどもマルシェ オリジナル豚まんセット」とイートイン専用の「ミニ焼き豚饅頭」の2種類です。
子どもたちは、「注文受付・テイクアウト商品のお渡し」「イートインコーナー」「出張PR」の3つのパートを順番にすべて経験しました。木暮准教授が子どもたちに各役割のレクチャーを行い、学生たちは子どもたちのサポートを担当しました。
注文受付口や商品お渡し口では、第2回目のワークショップで学んだ接客方法を生かし、「いらっしゃいませ、何にしますか?」「ありがとうございました!」と、お客様の目を見て笑顔で接客を行いました。
イートインコーナーでは、老祥記の曹祐仁さんのサポートを受けながら、「ミニ焼き豚饅頭」を子どもたちが1つ1つその場で調理。注文の数を間違えないように、引換券を確認しながらお客様に商品を渡しました。
出張PRでは、店舗周辺で手作りのPOPを持ち、商品のPRを行いました。木暮准教授が商品の魅力の伝え方を子どもたちにアドバイスしながら、「ホカホカ焼きたての豚饅頭です!」「今日だけの限定販売です!」などと、子どもたちと学生たちが元気な声でアピールしました。
最終的には、豚まんセットとミニ焼き豚饅頭を合わせて337セットを販売することができました。
最後に老祥記の曹さんより、「今日は貴重な経験になったと思います。皆さんにはいろいろな夢ややりたいことがあると思いますが、今日のことが皆さんの役に立てば嬉しいです」と子どもたちにエールが送られ、全3回のワークショップがすべて終了となりました。
参加した学生からは、「普段小学生と接する機会がないので、とてもいい機会になった」「小学生とともに経営や商売のことについて学ぶことができてよかった」などの感想がありました。