経営学部の辻幸恵教授とゼミ生５人が１月18日、株式会社「ブルボン」、兵庫県と産官学が連携し開発した新商品「しゃりもにグミ想いをつなぐシトラスミックス味」を大阪市北区のKITTE大阪「兵庫県おみあげ発掘屋」店舗内にて販売しました。

「兵庫県おみあげ発掘屋」は共通教育科目「トップランナー特別講義」で登壇された株式会社エムズブランディングの鵜殿麻里絵代表取締役社長が経営する店舗で、「震災の経験を繋ぐ」という商品コンセプトに賛同いただき今回のイベント販売が実現しました。

KITTE大阪の２階は全国各地のお土産が購入できるフロアとなっており、この日も本学以外に多くのイベント販売が行われていました。学生たちは観光客らに商品コンセプトの説明や、自分たちが考えたパッケージのメッセージを紹介するなどし、当日準備していた400個以上の商品を５時間足らずで売り切り、完売御礼となりました。

高瀬巧弥さん（辻ゼミ）のコメント

自分たちが制作に携わった商品を多くの方に手に取っていただき、グミのコンセプトである「今を大切に」という想いをお届けできたのではないかと思います。準備段階から当日の販売に至るまで、商品のレイアウトや興味を持ってもらうための声掛けなど、課題に気づく良い機会となりました。全体を通してとても貴重な経験ができたと感じています。

帯同した職員のコメント

今年で阪神・淡路大震災から30年を迎えました。震源地に一番近い総合大学として学生のメッセージが記載された「しゃりもにグミ想いをつなぐシトラスミックス味」を他府県や海外の観光客らが多いKITTE大阪で販売できたこと大変嬉しく思います。震災を経験していない若い世代が考えたメッセージを世代・地域を超えて発信することができ、復興を遂げた神戸、兵庫からのメッセージとして全国に届けることができたのではないかと思います。

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