社会連携
神戸市西区の耳より情報
家庭菜園歴5年の山口信二さん・洋子さん夫妻に密着取材!
- 家庭菜園を始めたきっかけは?
- 定年退職後のライフワークとして始めました。農家の育ちで、手伝いをしていた経験もありましたので、とっつきやすかったし、今住んでいる都会でやってみたいと思い30年くらい前に一度トライしました。
- 30年前と比べると、違いはありますか?
- そうですね。初めは水も運んで行かないといけないし、農機具も持参でしたので行くのに一苦労でした。今の貸農園は、市の助成金で水、肥料、農機具が自由に使えるのでやりやすくなりました。
- 家庭菜園をやっていて良かったことは何ですか?
- 季節を感じながら、自然と触れ合うことで精神的にも、肉体的にも健康になれる気がします。 他にも思わぬ効果がありますよ。行く時は、お弁当を持って出かけ、そこで仲間と交流したり、収穫の時にはできた野菜を交換したりと、楽しいことがたくさんあります。
- 貸農園を利用する世代は同年代の方が多いのですか?
- 同年代が多いですが、まだ子どもが小さいご家族も来ています。小さい子がついてきて作物を触ったり、虫を見つけては騒いでいる姿は微笑ましく、3世代で畑に来ていたり、野菜をあげる事を口実に孫に会いに行くという方もいますよ。
- 何種類くらいの作物を育てていますか?
- だいたい年間通じて50種類くらいあるかな。夏が一番種類が豊富です。
トマトでも数種類の品種が採れるんですよ。
私は一列だけ主人から自由にしていい畝をもらって、お花を植えて楽しんでいます。(洋子さん)
家内が隙間を見つけては内緒でほうれん草の種なんかを植えるからこっちの段取りが狂ってくるんですよ(笑)
採れた野菜は、やっぱりお店に並ぶのほどきれいじゃないですが安心して食べられます。虫が付いたままの野菜を持ち帰ってくると、家内に叱られます。 - 最後に家庭菜園を始めたい方に、その魅力をPRしていただけますか。
- とても健康的な趣味だと思います。種を蒔いて芽が出る、収獲する、美味しくいただく、友人にあげるといったさまざまな喜びを感じながら、取り組めます。
老後の健康づくりや、子どもたちの情操教育、また自然環境の維持に貢献できると思っています。
ありがとうございました。私たちにも始められる気がしてきました。
これからも友人や周りの人に家庭菜園を広めていってほしいと思いました。
何よりも、仲の良いご夫婦の姿が印象的でした。
これからも友人や周りの人に家庭菜園を広めていってほしいと思いました。
何よりも、仲の良いご夫婦の姿が印象的でした。
取材:ふ~ばる.com