神戸学院大学

社会連携

薬学部の科学クラブが大丸神戸店で科学イベントを実施しました

2019/08/23

聴診器の作り方を説明する学生たち
聴診器の作り方を説明する学生たち
バスボムの作り方を説明する科学クラブの学生
バスボムの作り方を説明する科学クラブの学生
光るスライムの説明をする学生
光るスライムの説明をする学生

薬学部科学クラブが、8月18日に大丸神戸店1階のメインステージ前で、夏休み特別企画として、もとまちこども大学「神戸学院サイエンスLab.」を開催しました。「もとまちこども大学」は、神戸学院大学と同店が包括連携協定に基づく事業として、こどもたちの創造性を高めることを目的に2017年から実施しています。

当日は科学クラブの学生10人が参加し、「聴診器作り」「バスボム」「光るスライム」の3つの科学実験プログラムを開催しました。「聴診器をつくって心臓の音を聞いてみよう」では、ペットボトルとプラスチック板を使って聴診器をつくりました。聴診器は、平らな面(ダイアフラム)が音をひろい振動し、その振動がまわりの空気に伝わるので、その空気の振動(音)がまわりに広げないようにペットボトルに直接チューブをつなぐ事で、その振動がチューブの中を通って、小さな振動(音)でも耳まで届くことができます。参加者からは「身近な素材で聴診器が作れることに驚いた」や「聴診器の原理を初めて知った」等の声がありました。

次に、「お風呂でぶくぶくバスボムづくり」では、重曹とクエン酸をボールに入れて、泡立て器でしっかりと混ぜ合わせ、好みの食用色素を加え、全体に色がなじむようにしっかりと混ぜ合わせたら。スプレーで数回に分けて水を吹き付けてにぎって固まるくらいの硬さになったら容器につめます。夏らしくアイスクリームに見立て、トッピングとして好みのバスソルトを上からふりかけて完成です。

3つ目の「光るスライムをつくってみよう」では、洗濯糊などを使ったスライムに水で溶いた蛍光顔料を加えます。できあがったスライムに、光をしっかりとあててから箱の中に入れるとスライムが光る様子が観察できます。スライムの不思議な感触に子どもたちも大興奮。できあがったスライムを取り出し何度も遊んでいました。

10時の開店と同時に整理券待ちの長蛇の列ができ、約500人の方が訪れ、子どもたちだけでなく家族で楽しみながら体験し、「チラシを見て、今日の実験をとても楽しみにしていました」などのお声をいただきました。