防災女子、シーガルレスキューら学生団体が、神戸防災のつどい2024で活躍しました
2024/01/19
神戸学院大学、神戸市、117KOBE防災マスター育成会議で構成する災害対策セミナー実行委員会が主催した「神戸防災のつどい2024」を1月14日、神戸市危機管理センター、神戸・三宮センター街、中央区文化センターで開催しました。
阪神・淡路大震災から2024年1月17日で29年目。神戸防災のつどいでは、震災から学んだ多くの教訓を次世代に引き継ぎ、新たな災害に備えるため、くらしの中で役立つ防災ワークショップや知識を深める講演会を開催しています。
本学からは、現代社会学部社会防災学科に所属する学生で構成する「防災女子」と「シーガルレスキュー」が出展しました。また、本学の学生が多く所属している「若者防災協議会」「117KOBEぼうさい委員会」も出展しました。
防災女子は2つの班に分かれ、株式会社フェリシモとコラボした、ポリ袋調理の試食イベント(神戸・三宮センター街で)と、災害食アレンジレシピのワークショップ(中央区民センター)を行いました。
神戸・三宮センター街では、株式会社フェリシモが神戸にゆかりがある食品メーカーやホテルと協力して開発した備蓄食「みんなのBOSAI もしもしも ローリングストック ~KOBE BOX~」を使用し、防災女子が考案した料理を延べ1,800人の方が試食しました。料理は、すべてポリ袋調理で作成したものです。普段から多めに食材を買いおき、普段の食事で使用し使った分だけを買い足して一定量を備蓄しておくローリングストック、災害時の食の大切さ、暖かい料理の必要性などを参加者に訴えかけました。
一方の中央区民センターでは、午前と午後の2回に分け、災害食アレンジレシピのワークショップを行い、約20人の方が体験しました。ローリングストックやポリ袋調理を通じ、災害時でもおいしく健康に食べる方法をご紹介しました。
シーガルレスキューは、神戸危機管理センターで、自助スキルを身につけるため、ロープ結索・心肺蘇生法(QCPR)体験を実施し、約50人の方が体験しました。
若者防災協議会は神戸市危機管理センターで「冬の避難所体験」を開催し、ダンボールやシート、毛布等を使って、冬の避難所を再現し、冬の寒さや不便さを体験して、備えの重要性を訴えました。
「117KOBEぼうさい委員会」は、神戸・三宮センター街で新聞スリッパやポリ袋のレインコート作り、防災クイズやAEDによる心肺救命処置体験を行い、大変多くの方でにぎわっていました。