神戸学院大学

社会連携

経営学部の田中ゼミとユーハイムの連携プロジェクトが始まりました

2024/04/25

グループでプロジェクトに取り組むゼミ生
グループでプロジェクトに取り組むゼミ生
ターゲットを考える課題について話し合うゼミ生
ターゲットを考える課題について話し合うゼミ生
正面に並んだユーハイムの皆さんと初顔合わせしたゼミ生
正面に並んだユーハイムの皆さんと初顔合わせしたゼミ生

経営学部の田中康介教授ゼミと株式会社ユーハイムが連携し、産学連携の取り組みとして、「バウムクーヘンメニュー考案・販売プロジェクト」がスタートし、4月24日にキックオフミーティングを行いました。

同社は創業110年を超える神戸発祥の製菓企業で、特に上品な味でバリエーションもあるバウムクーヘンは幅広い支持を集めています。この授業では、田中ゼミの3年次生18人が、神戸スイーツの歴史や特産品について学びを深めます。同時に、学部での学びを活用しながら、ユーハイムが開発したバウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」を用いたバウムクーヘンのメニューを考案し、大学祭での販売まで行います。

6人ずつ3グループを編成して毎回、グループワークやディスカッション、プレゼン等を行います。他グループとの差異化や競争を促しながら授業を進め、学生自身がバウムクーヘンを使った創作菓子の考案やプロモーション方法を検討・実施することで、ものづくりの楽しさと魅力を感じて学びを深化させていきます。

初会合では、ユーハイムの担当者が、会社の沿革やTHEO誕生の背景等に関して説明した後、今回の取り組みのコンセプトについて「進化系バウムクーヘン」を提示し、「経営学やマーケティング論を活用した、食べておいしい、見て楽しいバウムクーヘンを期待しています」と話しました。

その後、学生たちはグループに分かれ、まずは、大学祭でバウムクーヘンを販売するにあたり狙いとなる客層について、ディスカッションを行いました。各グループの発表では、「20~30代の女性がいいのでは」「親子連れが多く来場するのでは」など、さまざまな意見が出ました。

田中教授は「今日は短い時間でのワークだったが、グループごとにそれぞれ特徴のある案が出てきてよかったと思う。次回までの間に今日のワークの内容を練りこんでターゲットを決定し、コンセプトにまで落とし込んでいってほしい」と学生たちへ呼びかけました。

今後は、11月の大学祭(ポートアイランド第1キャンパス)でのバウムクーヘン販売を目指して、メニューの考案やプロモ-ション方法の検討・実施に取り組んでいく予定です。

THEOについてはこちら