神戸学院大学

社会連携

小学生が世界地図と国旗で英語を学びました

2020/02/22

マーカーで国旗を描きました
マーカーで国旗を描きました
国旗を世界地図に貼りました
国旗を世界地図に貼りました
国旗を世界地図に貼りました
国旗を世界地図に貼りました
国旗のカードを並べてみました
国旗のカードを並べてみました
カルタゲームを楽しみました
カルタゲームを楽しみました
講座の狙いを説明する中西教授
講座の狙いを説明する中西教授
全員で記念撮影しました
全員で記念撮影しました
保護者も一緒に記念撮影しました
保護者も一緒に記念撮影しました

本学が2014年から実施している「KOBEこども大学」の企画「世界地図で英語を学ぼう!~オリジナルのWorld Mapを作ってみよう!」が22日、ポートアイランド第1キャンパスD号館アクティブスタジオで開かれました。

グローバル・コミュニケーション学部の中西のりこ教授が講師を務め、最初に保護者向けに、講座の狙いを説明。①世界にはたくさんの国がある(日本を中心に世界が回っているわけではない)②地球上の資源には限りがある(独り勝ちしても世界は平和にならない)③国際感覚よりもグローバル感覚が大切(国と国との関係ではなく、人と人との関係)――の3点だと理解してもらいたいと述べました。

参加した小学生10人が英語で色や国の名前と国旗のデザインを勉強しながら、国旗を正しく国の位置に貼ってみんなでオリジナルの世界地図を作りました。国の英語名ではアメリカ英語とイギリス英語で読み方の発音が違うことも聞いてもらい、「世界の英語は一つではありません。子供さんの時代に求められるのはチャイニーズ・イングリッシュを理解できるようになることかも」と、中国の影響力の増大を念頭に、保護者に関心の高い英語教育の今後についての考えも示しました。

続いて小学生らは国旗カルタゲームに挑戦。星や動物などのデザインごとに国旗のカードをみんなで取り合って楽しみました。中西教授は「カードを1枚も取れない人がいたら、分けてあげましょう」と呼びかけ、相手を思いやることが「地球人」として必要な資質だと子どもにも分かるように伝えました。

参加した小学生へのメッセージとして「世界には皆さんとは違って生まれながらにして不幸な民族の子どもがいます。生活の中で悲しいこと、つらいことがあったらそのことも少し考えてください」と話しました。最後にお気に入りの国旗を持って全員で記念撮影しました。