大学生の視点から地域の安全安心を守る活動に取り組んでいる「ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティ」の学生らが、夏休み中も神戸水上警察署、兵庫県警察サイバー企画課と合同で啓発イベントに参加しました

■固定電話スリーガード作戦　
兵庫県内で多発している特殊詐欺被害を未然に防ぐことを目的に県内一斉に「固定電話スリーガード作戦」を呼びかける活動が８月９日に行われ、ポートアイランドキャンパスに近いグルメシティポートアイランド店周辺で、礒山友花さん（経営学部４年次生）、中原憩さん（同）、木村優花さん（法学部４年次生）が、神戸水上警察署と合同で地域住民に対しチラシを配布し啓発活動を行いました。

３人は、買い物に訪れた港島地区の住民にチラシを配布しながら、特殊詐欺対策として「自動録音機」や「着信前警告機能」が備わった電話機を購入することで補助を受けられる制度があることを説明しました。
チラシを受け取った人の中には、立ち止まり詳しく話を聞く姿も見られ、「補助があるなら買い替えも検討したい」「固定電話は解約した」などと、特殊詐欺防止を意識する声が聞かれました。

■「勇者よ！ヤマダデンキで冒険しよう！」
夏休み中の子ども向けイベント「勇者よ！ヤマダデンキで冒険しよう！　～私にも守りたいものがある～」が８月25日、ヤマダデンキ Tecc LIFE SELECT尼崎店で兵庫県警サイバー企画課、尼崎東警察署、トレンドマイクロ株式会社によって実施され、礒山友花さん（経営学部４年次生）が協力しました。

参加者は店内５カ所に設置されたポイントを巡り、キーワードと「あひルのおやコ」（※末尾に注）カードを集め、ゴールするとサイバーポリスの資格が与えられ、景品として警察手帳や名刺がもらえます。さらに警察官の制服を着用し記念撮影が行われました。撮影された写真で缶バッジメダルが作成され、約100人の参加者に手渡されました。

礒山さんは店内で買い物をする親子に本イベントのチラシ配布や、イベント参加者に缶バッジを作るなど、積極的にイベントの運営に協力しました。礒山さんは「１人で参加し不安だったが、イベントに参加する子どもたちの楽しそうな様子を見ることができて良かった」と話していました。

※注　「あひルのおやコ」は「会いに行かない」「秘密にする」「ルールを守る」「載せない」「思いやり」「やっておこう！フィルタリング」「コミュニケーションを大切に」の頭文字を取った標語で、兵庫県警察サイバー企画課によって考案されました。