ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティの学生が 兵庫県警察と一緒に活動しました
2024/12/12
大学生の視点から地域の安全安心を守る活動に取り組んでいる「ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティ」の学生らが、兵庫県警察と合同で10月・11月の各種防犯イベントに参加しました。
■秋の特殊詐欺防止音楽祭 In 港島ふれあいセンター
ポートアイランドの港島ふれあいセンターで10月17日、港島地区に住む住民を対象に、特殊詐欺防止を呼び掛けるイベントが実施されました。神戸水上警察署による特殊詐欺防犯講話や、兵庫県警察音楽隊による演奏などが披露され、ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティの学生5人は、防犯機能付き電話機を紹介するため、テレビショッピング風の寸劇を披露しました。
寸劇に参加した礒山友花さん、亀山紗希さん、小阪真穂さん、中原憩さん(いずれも経営学部4年次生)、木村優花さん(法学部4年次生)は、当日の発表に向けて、9月から台本の作成や撮影、警察署での打合わせやリハーサルを重ねました。発表を成功させることができ、来場者から盛大な拍手をいただきました。
■犯罪被害者週間「ホンデリング・プロジェクト」
犯罪被害者週間(毎年11月25日~12月1日)とは、期間中の集中的な啓発事業等の実施を通じて、犯罪被害者等が置かれている状況や犯罪被害者等の名誉又は生活の平穏への配慮の重要性等について、国民の理解を深めることを目的とする期間です。
明石警察署による「ホンデリング・プロジェクト」が11月22日、明石駅構内で実施され、木村さんと礒山さんが市内の高校生、元宝塚歌劇団の椿ここさんら約30人とともに、犯罪被害者支援活動を紹介した広報物の配布や、本の寄贈について通行人に呼びかけました。
ホンデリングとは、「本(ホン)で支援の輪(リング)が広がってほしい」という願いを込めて名付けられ、不要になった本やCD、DVDなどを寄贈して、その買取代金を犯罪被害者支援に役立てる社会貢献プロジェクトです。
また、ポートアイランド第1キャンパスD号館内で11月25日~28日、学生・教職員へ向けたホンデリング・プロジェクトも実施し、4日間のプロジェクトで約80冊の本の寄贈がありました。最終日は、神戸水上警察署・自動車事故対策機構ナスバとともに、犯罪被害者支援活動の啓発や、今年11月1日の道路交通法改正に伴い、自転車を運転中の携帯電話等の使用が禁止となったことを学生らに紹介しました。
最終日には、ホンデリング・プロジェクトで集まった本を神戸水上警察署へ受け渡す「贈呈式」が最後に行われました。学内関係者から寄贈された本の買取代金は、その後全国被害者支援ネットワークを通じて、犯罪被害者支援活動に充てられます。