兵庫県と地域安全まちづくり活動の推進に関する協定を締結しました
2017/12/20
本学など神戸ポートアイランド4大学と兵庫県は20日、「地域安全まちづくり活動の推進に関する協定」を結びました。県庁で締結式が行われ、金澤和夫副知事と佐藤雅美学長ら4大学の学長が出席しました。
協定は、県民が安全に安心して暮らすことのできる地域社会を実現するため、神戸ポートアイランド4大学(神戸学院大学、神戸女子大学・神戸女子短期大学、兵庫医療大学、夙川学院短期大学)と兵庫県は、それぞれの持つ人材や知識、情報などの資源を活用して相互に協力することにより、地域安全まちづくり活動の活性化にともに取り組んでいく、との内容。具体的な取り組みとして、①犯罪情報や先進的な防犯活動事例の情報を共有し、地域安全まちづくり活動に生かすこと②大学生が実践する防犯活動など、地域の安全なまちづくり活動を充実すること③若い世代をはじめ、一人ひとりの防犯意識の向上を促す啓発活動を充実すること―の4項目を掲げています。
締結式で、金澤副知事は「県は地域住民が行う防犯活動を支援してきましたが、活動員の高齢化、固定化が進んでいます。若い人に参加いただき、新しい風を入れていただけることを期待するとともに、ありがたく思っています。(取り組みの)間口を広げてより多くの学生に参加していただきたい」とあいさつ。続いて、各学長がそれぞれの大学の取り組みを紹介。佐藤学長は、本学には公務員や警察官を目指す学生も多いことや、ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティによるサイバー防犯ボランティアなどについて説明。今後、この活動に本学以外の学生にも参加しもらうことで、活動の幅を広げることができることや、各大学の特色を生かし、学生たちのアイディア出しなども含めた多様な活動を通して協力していきたい、などと述べました。