株式会社RURIKO PLANNINGの星加ルリコ代表取締役が、トップランナー特別講義で講演しました
2024/07/05
地元神戸の企業経営者の方々が、どのようなビジョンを持って発展してきたかなどについて語る「トップランナー特別講義」。7月1日は、株式会社RURIKO PLANNINGの星加ルリコ代表取締役・ブランディングディレクターが「さぁ、はじめの一歩から。あなた自身のブランディング」をテーマに登壇しました。
冒頭、星加氏は学生に「今は、自己演出する (セルフプロデュース) 時代で、自分自身をプロデュースすることが必要です。あなたのブランディング、どうしますか?」と問いかけました。そして、「自己の能力は、自分では気づきにくい。だからこそ、『自己分析して、仕事を選ぶ』『相手に自分を売り込む』ことが、どんな場面でも人生に不可欠だ」と話しました。また、「普段からどういう人に、どうしたら楽しんでもらえるかなどを考え、経験や体験を増やすことがブランディングの一つである」と伝えました。
本題に入る前に、学習方法と学習定着率をピラミッドに当てはめて表にした、「ラーニングピラミッド」を用いて、講義を聞くだけではその内容の5%しか定着せず、人と討議する(定着率50%)、聞いたことを人に教える(定着率90%)ことで学習が定着すると説明。これを踏まえ今日の講義をより定着させるために、実際にあった依頼に対する提案を学生が紙に書き、隣の人と話し合い、発表しました。
講義では星加氏が手掛けるプロジェクトの中から学校給食の取り組みを例にあげ、「給食をもっとおいしく、楽しくできないか」と問いかけました。学生からは「卓上に調味料を置いて自分好みの味付けをできるようにする」「ドリンクバーを設置する」「デザートを毎回提供する」などの提案がありました。
星加氏は「子どもたちと食育ワークショップ」や「農家さんが愛情をかけた地元野菜」のアイデアを紹介し、「8月に懐かしの人気給食を体験できる『給食カフェ』を開催するので、ぜひ体験してみてほしい」と参加を呼びかけました。
最後に「やる気がでない」「好きなことが見つからない」「好きな仕事をしていいのか」などの学生からの質問に対して、「何事も行動することが大切、やる気が起こるのを待っていたらチャンスを逃してしまう。やる気は後から付いてくるので、まずは行動すること。あなたには無限の可能性がある」と学生を勇気づけました。
その後、じゃんけん大会が行われ、星加氏に勝利した学生2人にプレゼントを贈呈しました。
講義を受けた学生からは、「自分の可能性をつかむのも逃すのも自分次第だという言葉が胸に響きました」「変化を怖がってチャンスを逃すのはもったいないなと感じ、背中を押されました」「社会に出た際には自分自身のブランディングを確立し、より飛躍できるよう頑張っていきたい」とのコメントが寄せられました。
次回7月8日は、株式会社サンテレビジョンの門野隆弘代表取締役社長が登壇予定です。