神戸学院大学

社会連携

薬学部の中川公恵教授がI&H株式会社とグランフロント大阪で合同イベントを開催しました

2021/10/25

血管年齢測定で対応する薬学部の学生
血管年齢測定で対応する薬学部の学生
最後は運営したI&H株式会社と本学薬学部のメンバーで記念撮影をしました
最後は運営したI&H株式会社と本学薬学部のメンバーで記念撮影をしました
細胞観察、血流スコープ、血管年齢、AGEs測定コーナー
細胞観察、血流スコープ、血管年齢、AGEs測定コーナー

薬学部の中川公恵教授が10月23日、薬局でおなじみのI&H株式会社(阪神調剤グループ)と連携し、「健康」をテーマにご自身の身体の状態を知っていただくとともに健康寿命をいかに長く過ごせるかを目的に「健康フェア」を開催し、約120人の方にお越しいただきました。

中川教授と研究室の平島俊亮さん(薬学研究科2年次生)、有井麗賀さん、藤木康平さん(薬学部5年次生)、久家瑠記さん、嘉悦慎一郎さん、福田彩芽さん(同4年次生)、遠藤暉大さん(同2年次生)ら7人がアシスタントを務めました。

今回は、「骨密度測定」などの5つの健康測定機器を用いた健康チェックと薬剤師・管理栄養士による相談コーナー、細胞観察コーナーを設けました。
相談コーナーでは、健康測定の結果を元に薬剤師や管理栄養士が個別に普段の食生活を含めた生活習慣について相談を行いました。
細胞観察コーナーでは、脳、腸、骨など多数の臓器を観察できるようサンプルを用意し、参加者はミクロの世界を体験しました。

薬を扱うだけのイメージがある薬剤師ですが、実は漢方薬や健康食品、サプリメントの選び方から、在宅介護まで薬剤師は幅広く活躍しています。病気になる前に、健康を意識した生活習慣を身に付ける方法を伝える力はこれからの薬剤師として、重要な資質の一つです。
参加者から「コロナ禍でなまった体の状態を知ることができてよかった」「測定した結果から管理栄養士さんの話を聞けて今後の参考になった」「また、半年後してほしい」といった感想が聞かれました。

参加した学生は、「医療従事者を目指す者としての自覚が深まり、薬剤師のこれから活躍の形を肌で感じることができた」とコメントがありました。