神戸学院大学

社会連携

学生消防団の学生が仙台市で開催された「救護の達人コンテスト」に出場しました

2024/03/28

コンテストに参加した学生消防団の部員
コンテストに参加した学生消防団の部員
コンテストに参加した学生消防団の部員
コンテストに参加した学生消防団の部員
合同練習会に参加した学生消防団の部員
合同練習会に参加した学生消防団の部員
学生消防団と東北福祉大学救命ボランティアサークルFASTの皆さん
学生消防団と東北福祉大学救命ボランティアサークルFASTの皆さん

仙台市主催「第18 回 災害に強いコミュニティのための市民フォーラム 」が3月18日、19日に開催され、本フォーラムと同時に実施された「救護の達人コンテスト」に学生消防団が出場しました。

同コンテストはコロナ禍で中断したために約5年ぶりの開催となり、学生消防団所属の長谷川雄一さん、谷中令雅さん、吉川颯太さん(いずれも現代社会学部社会防災学科3年次生)、川上拓翔さん(法学部3年次生)が参加しました。

1チーム3人で構成し、ステージ上で日頃の救急に関する知識・技術を、一時救命処置、応急処置リレー、防災クイズの 3 種目の中で競い合い、総合点数によって順位を決めました。

最初の種目、一時救命処置では、「60歳代の男性が突然意識を失い倒れた」という想定により、3人で協力し、心肺蘇生法・AED操作を行いました。続いて応急処置リレーでは、メンバーの中から1人決めた傷病者役に対して、他の1人が三角巾を使用した包帯法を実施し、対応の正確さなどが審査されました。最後に行われた防災クイズでは、応急手当や防災減災に関する10問の問題に3人が協力し回答しました。

順位は、3位という悔しい結果に終わりましたが、客観的に自分たちの日々の活動を見つめ直す良い機会となりました。

大会を終えた、学生消防団部長の長谷川さんは、「来年も出場したいという思いが強いので、今回の反省を生かし来年は優勝したいです」と早くも次年度を見据えていました。副部長の吉川さんは「順位は悔しい結果となりましたが、救急の知識や技術向上の良い経験になりました」と話しました。

また、大会参加前日、ともに出場する東北福祉大学学生と講習会を実施。救命の知識や技術に加え、学生同士の交流を深めました。学生消防団の機敏な動きに東北福祉大学の学生も感銘を受けた様子で、一方、本学学生も普段とは違う視点から救命について考える貴重な場となりました。講習会に参加した部員の川上さんは、「今回はサポート役として帯同しましたが、他大学との交流会等、救急の大切さを学ぶ良い機会になりました」と話しました。

また、副部長の谷中さんは、「本大会では練習から本番を通して多くのことを学びました。大会では負けてしまいましたが、この経験を今後の消防団活動に生かし、来年良い成績を残せるように努めます」と活動を通した学びを語りました。