神戸学院大学

社会連携

経済学部の井上善博教授がもとまちこども大学のワークショップを実施しました

2021/09/01

ドローンについて説明する井上教授
ドローンについて説明する井上教授
ドローンの活用方法を参加者と議論する学生スタッフ
ドローンの活用方法を参加者と議論する学生スタッフ
ドローンの飛ばし方を説明する学生スタッフ
ドローンの飛ばし方を説明する学生スタッフ
井上教授と参加した学生スタッフ(午前の部)
井上教授と参加した学生スタッフ(午前の部)
井上教授と参加した学生スタッフ(午後の部)
井上教授と参加した学生スタッフ(午後の部)

8月7日、経済学部の井上善博教授が、ワークショップ「ドローンが拓く新たな社会~マルチコプターを飛ばしてみよう!~」を小学生とその保護者を対象に、オンラインで実施しました。この取組みは、2018年に大丸神戸店と「地域社会の活性化と生涯学習の振興に関する包括連携協定」を締結し、協定に基づくプログラムとして「もとまち こども大学」を開催しています。

今年は、新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえて、「夏休み特別企画」をオンラインで企画し、7月から8月にかけて5つのプログラムを展開しています。

本ワークショップは2部制で10組の親子が参加し、井上ゼミの熊田世海さん、石田真映さん、永井健太郎さん、大塚照来さん、國武絵梨乃さん、越智萌さん、奥本颯馬さん、下元茜璃さん、岡部恭平さん、佐々木彩佳さん、椎葉みつきさん、三木奏さん、武方謙汰さん、濱田樹さん、松本迅さん、西川朝陽さん(いずれも3年次生)16人が学生スタッフを務めました。

最初に、井上教授が、ドローンとは遠隔操作で飛ぶ無人の飛行機であること、特定の重量を超える機体は航空法の規制対象になることなどを説明。次にドローンは70年以上前から、アメリカなどで軍事目的のために開発が進められ、現在でも世界的には軍事利用が多い一方で、日本では商用サービスでの利用が多いなどの、ドローンの歴史と用途について解説しました。

続いてドローンの活躍する場所として、空撮や通信販売、スポーツのフォーメーション確認など、多くの場面で既にドローンが活用されていることについて、参考動画を見ながら説明しました。

そして事前に自宅へ郵送しているトイドローン(マルチコプター)を、参加者の方々に操縦していただきました。その後、これまでの説明とドローンの飛行体験を踏まえて「今後の社会でドローンを使って何ができるのか」について、Zoomのブレイクアウトルーム機能でグループ分けをし、参加者と学生でディスカッションを行いました。学生が事前にゼミ内で話し合い、準備をした活用例を挙げながら活発に議論した後、参加者の方々にドローン活用のアイデアを発表していただきました。

最後に、井上教授が、今後日本が目指すべき未来社会の姿としてSociety(ソサエティ)5.0があり、その中でのドローンの活用方法について説明し、ワークショップを終了しました。

ディスカッションではドローンの飛行体験、学生からのヒント、そして子どもたちの柔軟な発想が掛け合わされ、さまざまなアイデアが生まれるなど大いに盛り上がりました。子どもたちが考えたドローンが、世の中を飛び回る日が来るのも、遠い未来の話ではないかもしれません。