神戸学院大学

社会連携

神戸市西区役所×神戸学院大学「走り方教室・パラ陸上体験会」を開催しました

2023/11/10

女子駅伝競走部と陸上競技部の学生が協力しました
女子駅伝競走部と陸上競技部の学生が協力しました
体験前にストレッチを行いました
体験前にストレッチを行いました
走り方教室の様子
走り方教室の様子
伴走体験の様子
伴走体験の様子
レーサー体験の様子
レーサー体験の様子

子どもたちにスポーツの楽しさを体験する機会を提供し、パラスポーツの普及・促進に努めることを目的に、11月4日、有瀬キャンパス第6グラウンドで本学と神戸市西区役所が共催の「走り方教室・パラ陸上体験会」を実施しました。

この体験会では、女子駅伝競走部による「走り方教室」、目隠しをして走るランナーを導く「伴走体験」、競技用車いすに乗って走る「レーサー体験」の3種目を行いました。

■走り方教室
走り方教室では本学の女子駅伝競走部が腕の振り方や力の入れ方をレクチャーし、50m走のタイムを計測しました。多くの小学生が、レクチャー後のタイムが上がったと喜んでいました。

■伴走体験
(一社)神戸スポーツリンクの野口さんが講師を務め、本学の陸上競技部がサポートを行った伴走体験では、二人一組となり、目隠しをする側と伴走をする側を交代で務めました。伴走者が指示を声で伝え、伴走紐を用いて実際に走る体験を行いました。参加者はそれぞれのペアの声を聞き分けできるよう工夫しながら取り組んでいました。

■レーサー体験
神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会組織委員会事務局の方々が講師を務めたレーサー体験では、レーサーと呼ばれる競技用車いすに実際に搭乗し走行しました。初めて触れるレーサーに、子どもたちは興味津々の様子でした。

イベント当日は当初の予定を大きく上回る144人の小学生が参加。参加した子どもたちからは、「走るのが速くなった」「前が見えなくても手を引っ張ってくれたから走れた」「レーサーを動かすのは難しかった」などの感想がありました。

神戸市では、「東京2020パラリンピック」における感動や興奮を継承し、パラスポーツへの関心を高め、「国際スポーツ都市神戸」を世界に発信し、スポーツを通して交流の輪を広げ、大会をきっかけに、障がい者をはじめ誰もが暮らしやすいまちづくりを進めることを理念として、2024年に第10回世界パラ陸上選手権大会である「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」を東アジアで初めて開催予定です。