神戸学院大学

社会連携

土曜公開講座を開催しました

2017/11/20

ポートアイランドキャンパスで18日、土曜公開講座を開催しました。経営学部の辻幸恵教授が「地域愛、地域ブランドが幸せをつくる」と題した講義を行い、雨天の中、68人の方が受講しました。

地域(=田舎・地方)は人口減少による経済の衰退や、通勤・通学や観光などでその地を訪れる交流人口の減少により、その地域の存在を対外的にアピールするシティプロモーションに取り組む必要があると説明。観光拠点をつくり、産業振興をはかって地域の経済活性化につなげるためには、まずは自分たちが住んでいる地域のことを知ることが最初の一歩であり、地域の特徴を把握したうえで、新しくその地域のシンボルとなるものを探索し、地域住民の同意を得ることが大切であると話しました。また地域の魅力は「資産価値」「機能価値」「情報価値」の3つの要因から成り立っており、経済効果をもたらすものとして、最近では即効性のある話題づくりの例に、ふるさと納税の魅力ある謝礼品や熊本のくまモンのような「ゆるキャラ」なども紹介しました。

次回は、12月16日 経営学部 中村裕昭教授による「昨今の世界観光事情」です。世界の観光分野で始まっている新しいビジネスモデルやIT、その他の技術革新との関係なども含め、今後の国際観光の姿や課題をお話しします。皆さまのご参加をお待ちしております。