社会連携
先端医療振興財団と本学が包括的連携に関する協定を結びました
2014/02/14
本学と、公益財団法人先端医療振興財団が「包括的連携協定」を締結し、ポートアイランドキャンパスで2月14日、協定書の調印式が行われました。両者はこれまでにも共同研究や薬学部生の実習受け入れなどでタイアップしてきましたが、今回の調印を機にさらに連携を強化していきます。本学は、同様の協定をポートアイランド地域にある独立行政法人理化学研究所や、神戸市立医療センター中央市民病院と締結しています。
調印式は、午後1時から行われ、先端医療振興財団側から先端医療センター病院の平田結喜緒院長、片上信之副院長、久戸瀬修次常務理事、岡田裕・同病院薬剤科長、松本伸一総務課長、本学からは岡田豊基学長、塩出省吾副学長、薬学部の福島昭二教授、松本史朗事務局長、難波一安総務部長の各5人が出席しました。
冒頭、岡田学長が「本学には薬学部のほか、総合リハビリテーション学部、栄養学部と三つの理系の学部があります。とりわけ、薬学部は理研や中央市民病院と既に協定を結び、人材の交流などを行っています。先端医療振興財団とは従来から共同研究などをさせていただいていますが、今回新たなパイプを広げることができたことで、教育上のご指導をいただくことも含め、患者のためにどれだけ頑張れるかを念頭に努力してまいりたい」とあいさつ。平田院長は「大学の皆さんと新たなサイエンスを中心に発展できたらいいと思っています。これまで病院に実習に来てもらったりしていますが、医療の分野だけでなく、文系の学生さんでも市民セミナーの開催やボランティアは可能です。至近距離にあるので、ヘルスサイエンスの発展に協力できたらと考えています」と述べました。この後、協定書を取り交わし、岡田学長と平田院長が固く握手しました。