お中元の贈答を取りやめるという企業の発表が続いているというニュースです。中元市場は縮小傾向にあり、中元需要を取り込んできた企業は危機感を募らせていることも報じられました。贈答をやめる企業が増え、（百貨店などの）ターゲットも個人にシフトしている状況を受けて、「『お中元』の文化とマーケティング」の著書がある経営学部の島永嵩子教授が「個人でも、一度送ったら毎年贈らなければならないと心理的な負担になります。お中元の儀礼的な要素は薄れて、今後はカジュアルな贈り物としてどんどん形を変えていくのではないか」とコメントしています。

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