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心の扉を開いて 共に生きる兵庫 第3部「旅をあきらめない」⑥ 福祉の道歩んだ夫の言葉 若い感性に響いた

2024/07/02

日時 2024年7月2日(火)
メディア名 毎日新聞朝刊兵庫面
山下香さん前列中央を囲み、記念撮影する社会リハビリテーション学科の香山講師(後列左端)とゼミ生たち
山下香さん前列中央を囲み、記念撮影する社会リハビリテーション学科の香山講師(後列左端)とゼミ生たち
ゼミ生に夫の思い出や語録を伝える山下香さん
ゼミ生に夫の思い出や語録を伝える山下香さん
ノートやメモを読んで思いをイラストにしたゼミ生
ノートやメモを読んで思いをイラストにしたゼミ生

昨年6月に65歳で亡くなった元明石市社会福祉協議会副理事長、山下孝光さんが残したノートやメモ帳をもとに、灘区障害者支援センター所長を務める妻の香さんが本にまとめ、出版を計画していることが書かれています。

明石市社会福祉協議会で孝光さんと一緒に働いていた総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学部の香山芳範が香さんから書籍化の相談を受け、3年次ゼミ生全員で遺品のノートやメモを活字にする作業を手伝っています。6月12日、香山ゼミの学生たちに香さんが夫の思い出や社会福祉に対して抱いていた熱い思いを語りました。

筆者の桜井由紀治記者は、このゼミの授業を取材し、学生全員とやりとりして、山下孝光語録を読んだ感想を紹介しています。社会福祉士を目指す理由に「知的障害者の姉の影響があります」と述べた学生は「人に重度、中度、軽度という言葉はない。人は人なり!」という孝光さんの言葉が最も印象に残ったと記事で紹介されています。

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