2021年度前期からの授業形態について~学長メッセージ~
2020/12/14
保護者の皆様
新型コロナ感染が第3波を迎えている中、2020年度後期の授業も終盤に入ってきました。この後期は、本学独自のハイブリッド方式の授業形態をはじめ、対面形式と遠隔形式の混合形態で授業を進めてきました。学生の皆さんだけでなく、教職員にとりましてもこれまで経験したことがない取り組みではありましたが、学生の皆さんの協力的な対応、真摯な学びの姿勢により、おおむね順調に後期授業が進んできました。学生の皆さんをサポートしてくださった保護者の皆様にも感謝を申し上げます。
さて、本学危機管理対策本部では、2021年度前期からの授業の在り方について議論を進めてきました。その結果、基本方針を以下のとおりとすることとなりました。
1 2021年度前期からの授業については対面形式を基本とします。ただし、コロナ感染拡大防止および教育効果の観点から、大規模講義科目など一部の科目については遠隔授業形式(原則としてオンデマンド授業)で実施します。なお、今後の感染拡大の状況によっては、方針を変更する場合もあります。
2 すべての履修科目を遠隔で受講する申請(遠隔受講申請)については、要件を具体化・厳格化したうえで例外的に認める予定です。
3 次年度の授業は対面形式を基本とする予定ですが、一部の授業は遠隔形式で実施し、対面授業においてもLMS(dotCampus、MS-Teams、Manabaなどの学習支援システム)の活用は推進していきます。つきましては、次年度においてもこれらに対応するため、学修用のPCの確保、遠隔受講環境の整備を各自でお願いいたします。遠隔授業に関する学生アンケート結果でも、すでに9割以上の学生の皆さんがPCで受講されていることが確認されています。次年度に向けても、ご対応をよろしくお願いいたします。
本学では、上のような方針の下、学修環境をさらに充実させるために、ネットワークやWi-Fiの整備・増強、LMSの充実などを推進していく予定です。
コロナ禍の出口はなかなか見えませんが、皆さんとともに前向きな姿勢で学びを継続させ、充実させるとともに、ニューノーマルな大学の在り方を追求したいと考えています。
佐 藤 雅 美