神戸学院大学

祝 坂本花織さんが世界フィギュアスケート選手権で優勝 本学から「世界女王」が誕生しました

2022/03/26

「世界女王」に輝いた坂本さんのフリー演技(©スポーツニッポン新聞社)
「世界女王」に輝いた坂本さんのフリー演技(©スポーツニッポン新聞社)
力強い演技(©スポーツニッポン新聞社)
力強い演技(©スポーツニッポン新聞社)
フリー演技をする坂本さん(©スポーツニッポン新聞社)
フリー演技をする坂本さん(©スポーツニッポン新聞社)
金メダルを獲得し中野コーチと抱き合って喜ぶ坂本さん(©スポーツニッポン新聞社)
金メダルを獲得し中野コーチと抱き合って喜ぶ坂本さん(©スポーツニッポン新聞社)

フランス・モンペリエで開かれている「世界フィギュアスケート選手権2022」女子シングルで、経営学部3年次生の坂本花織さんは3月25日、後半のフリーに出場し、見事な演技で前半のショートに続くトップのスコアをマークし、初優勝しました。女子では2014年の浅田真央さん以来8年ぶりの金メダル。北京冬季五輪での銅メダルに続き、今度は「世界女王」に輝く快挙を成し遂げました。

連続ジャンプなど、ほぼパーフェクトな演技で滑り終えると坂本さんは氷の上をこぶしで何度もたたいて確かな手応えを表現しました。フリーのスコアは155.77点、ショートも合わせたトータルで236.09点は自己ベスト、2位に約20点差をつけての圧勝でした。

テレビ解説を担当したトリノ冬季五輪の金メダリスト、荒川静香さんは「スピードに乗る中でコントロールして大きなジャンプにつなげるのは、とても難しい」と加点の高さを説明し、「助走もステップしながら加速しており、スケーティングスキルの高さを感じます」と、賞賛を惜しみませんでした。

ロシアのウクライナへの軍事侵攻の制裁として、ロシア勢は国際大会への出場を除外されており、大会前から坂本さんは金メダル候補として期待されていました。その重圧をはねのけての偉業は強い精神力を感じさせました。「このメダルの価値は大きいと思っています」とメディアのインタビューに語った坂本さん。私たち「オール神戸学院」での応援が実りました。