本学と県立考古博物館が包括的連携協定を締結しました
2014/03/05
本学と兵庫県立考古博物館(加古郡播磨町)が包括的連携協定を結び、考古博物館で5日、協定書の調印式が行われました。調印式で、石野博信館長は「これまで中学、高校、大学と部分的な協定はありましたが、今回のように単位認定も含めての連携は初めてです。地元の大学と連携できることは、当館にとっても地域にとってもプラスになることだと思います」とあいさつ。岡田学長も「インターンシップだけでなく、さまざまなご支援、ご協力をいただくことで、学生の新たな学びや発見につながると思っています」と述べました。本学が、こうした社会教育施設と協定を結ぶのは今回が初めて。
本学と同博物館は2008年度、2009年度と2年続けてインターンシップを行っていましたが、その後、連携事業は途絶えていました。ところが、昨年11月、人文学部の大原良通教授のゼミが、同博物館で開催された「考古博古代体験秋祭り」に「紡ぐならスピンドル かざりにするならストラップ」というブースを出展したことが契機となり、今回の連携協定が実現しました。2014年度からは、人文学部が同博物館の学芸員を招聘し、「インターンシップⅠ」「インターンシップⅡ」の授業を行います。
連携は、教育・研究、人材育成に関する相互支援▽社会貢献▽学術会議、講演会の開催など。博物館にとっては、大学生の活力と、新しい視点が加わることで、多様で幅広い県民のニーズに対応でき、大学にとっては働く目的や意識の醸成と学生自身のキャリアアップにつながる効果が期待されます。